山里亮太、『セクシー田中さん』原作者の死去報道めぐる発信の在り方に訴え 「まずは1回やめて」
南海キャンディーズ・山里亮太が、『セクシー田中さん』の作者である故・芦原妃名子さんの訃報に関連してコメント。日本テレビの声明や、脚本家への批判に言及した。
お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が30日、MCを務める朝の情報番組『DayDay.』(日本テレビ系)に出演。人気漫画『セクシー田中さん』の作者である芦原妃名子さん(本名・松本律子さん/享年50)をめぐるSNSでの発信について呼びかけた。
■芦原さんとドラマ制作側のトラブル
同作は、会社内では地味で友人もいないアラフォーOL・田中さんを主人公とするストーリーで、昨年10月にドラマ化作品が同局にて放送。このドラマをめぐり脚本をめぐるトラブルをXで発信したことで騒動となった。
芦原さんは26日のブログにて、事前に交わしていたという制作側との約束を明かしたのち、28日にX(旧・ツイッター)で「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」とポスト。なお、現在はブログは閉鎖され、謝罪のポストは削除されている。
その後、29日に栃木県内で亡くなった芦原さんが見つかったと報じられた。現場の状況から自殺の可能性が高いとのこと。
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■日テレのコメントに疑問
同局は芦原さんの訃報を受け、ドラマ化については原作代理人である出版社「小学館」との話し合いの上で許諾されていたと伝える内容の声明を発表をしていたが、山里はこれに意見。
「日本テレビのほうからもコメントとして出ていたんですけども、僕が少し思うのは『万全な体勢をこちらは取っていましたよ』というふうにとられてしまう、そう感じるような文言だった」と所感を述べ、「日本テレビもこのことに関しては徹底的に動くんだろうなと思います」と今後の展開を推察した。
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■「まずは1回やめて」訴えも
また、芦原さんがドラマ化をめぐる約束を告白してから、ネットを中心に脚本家に対する批判もあった。
山里はこのことに触れて、「みなさんのいろいろな想いをそれぞれの形で言葉にして発していると思うんですけども」と気持ちを汲み取りつつ、その一方で「感情が乗っかっていると発している言葉が思った以上にものすごい攻撃を持っている言葉だったりと気付かなかったりします」と指摘。
その上で、「みなさんいろんな想いあると思うんですけども、考えて発していただければ」「まずは1回やめて」と冷静に発信することを呼びかけている。
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■山里の意見に称賛の声
山里が同局の声明に対して意見したことはX上で注目が集まった。
「山ちゃんMCでコメントするのは難しい立ち場だと思うけど、言葉選んで頑張っていた」「よく言ってくれた!」と称賛の声が。
また、Xでは「#セクシー田中さん」がトレンド入りしており、「日テレはあれで終わりではなくきちんと調査を」などと詳しい調査を求める声も見受けられた。