週明けは都心でも積雪の可能性 「雪道で転んだ経験」を調べてみると…
低気圧の接近に伴い、東京にも積雪の可能性が予報されている。雪道ですべって転んだ経験について調査してみた。
暖冬と言われる今年は、東京では積もるほどの雪が降っていないが、ちょっとした雪でも交通網が麻痺するのが大都市。中でも雪道の歩き方には、慣れていない人も多いだろう。
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■週明けは都心でも積雪予報
低気圧の接近に伴い、週明けは東京都心でも積雪の可能性が予報されている。こうした際、ニュース映像ではしばしばつるっとすべって転んでいる人の姿なども報じられる。
冬は雪道になりがちな雪国の人と比べて「都会の人は雪道に慣れていない」とも言われるが、雪道で転んだ経験者はどれくらいいるのだろうか。
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■7割強が経験あり
Sirabee編集部が、1月9〜11日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「雪道ですべって転んだ経験」について調査したところ、「何度もある」と答えた人は16.4%。「数回はある」が最も多く、58.9%だった。
「ほぼ経験なし」は15.1%。一度も経験がない人は9.6%となっている。
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■北国ではほぼ全員が
雪国の人は雪道に強い印象があるが、実際には「転び続けることによって慣れている」という側面もありそうだ。
今回の調査で「何度も転んだ経験がある」という人が最も多かったのは、北海道・東北で71.6%。「数回は」を加えるとほぼ全ての人が雪道で転んだ経験を持つ。何度も転んだ人は、北信越が44.7%で続く。
一方、東京を含む南関東では、何度も転んだ経験者は25.8%。都心では大雪が降ることも限られるためか、警戒心ゆえか、すべって転ぶ人は限られるようだ。
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■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)