横浜中華街甘栗の押し売りが激減、一体なにが… 迷惑行為撲滅までの「舞台裏」に衝撃
横浜中華街でお馴染みだった甘栗の押し売り。最近はあまり見なくなったという声があがっている。一体何があったのか…。
「お兄さん、アマグリオイシーヨ!」。声をかけられ、立ち止まると中国人と思しき店員から甘栗を強引に売りつけられる──。かつて、横浜中華街ではしばしばこうした光景を目にした。
だが、近年甘栗の押し売りは激減しているようで…。
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■人気ゲームに登場する中華街が話題に
1月下旬、あるX(旧:ツイッター)ユーザーのポストが注目を集めた。内容としては、1月26日に発売された人気ゲーム『龍が如く8』で横浜中華街が登場し、甘栗の押し売りに注意を促す看板がリアルに描かれているというものだった。
中華街には多くの露店が建ち並ぶが、甘栗の店は特に目を引く。甘栗店のスタッフにカタコトの日本語で声をかけられ、立ち止まると甘栗を強引に売りつけられた経験がある人もいるのでは。
こうした押し売りに注意喚起するため、「強引な甘栗の販売にご注意ください」という看板が掲出されているのだ。
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■「最近見かけない」という声も
ゲームの中でも、そうした看板が登場したことでネット上で大いに注目を集めた。「横浜中華街での甘栗売りは本当に舐めないほうがいい」「貰った瞬間オマケしとくからネ~って言いながら既に袋に詰めてる」「中学生くらいの時にこれあったわ」など、中華街の甘栗に関する思い出を振り返る人が続出。
一方で、「こないだ友達と行ったときはそもそも甘栗売り自体がほぼ絶滅していた」「今は規制されてるからか見ないイメージ」「そういえばこの光景最近見ないな」といった声も見受けられる。
2022年に記者が取材で中華街を訪れた際も、甘栗の客引きは見かけなかった。いま、中華街の甘栗店はどうなっているのか。中華街の催事やイベントの運営などを行う「横浜中華街発展協同組合」に取材したところ、甘栗販売の様々な「舞台裏」が明らかになったのだ…。