東国原英夫、『TVタックル』で防災省の設置を提案 政府の災害に苦言も
『TVタックル』の能登半島地震特集で東国原英夫が「防災省」の設置を提言。
31日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、東国原英夫が防災省の設置を提言した。
■東国原が「防災省」の設置を提言
能登半島地震発生後の被災地を特集した今回の『TVタックル』。実際に被災した人々がスタジオやリモート出演で現在の状況などを語った。
被災者の声を聞いた東国原は「政府は防災省みたいな省を作るべきだと思うんですよ。防災省みたいな、復興庁じゃなくて」と提言する。
続けて「もしその地震とか災害等々が起きたら、専門チームを組んでるんです、普段から。専門チームをすぐに送り込める、自衛隊も警察、消防もそうですけど、そういうシステムを作り上げないといけないと思う」と持論を展開した。
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■野口氏がボランティア団体に持論
話を聞いたビートたけしが「ボランティアは登録制じゃないのかい?」と質問。これに東国原は「登録制です。基本的には」とコメントする。
自身も能登半島地震でボランティア活動をしたアルピニストの野口健氏は「個人のボランティアとボランティア団体ってあるじゃないですか。それは分けなければいけない」と指摘した。
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■東国原も同調
野口氏は「僕が行ったのはAMDAというお医者さんの団体が、管理していたんですよ。これちゃんとしたボランティア団体です。災害に特化した専門のボランティアチームに認定を出して、この認定のボランティア団体にすぐ来てくださいみたいな、そういう分け方をしたほうがいい」と持論を展開。
東国原も「良いアイディアだと思います。防災省のなかに予算を予備日として 1兆円か 2兆円ぐらいつねに置いといて、それを使わなかったら繰り越しでいいんですよ」と賛成した。
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■政府の防災対策に苦言
さらに「変なところで予備費とかやっているじゃないですか、政府が。あの予備費は防災関係の予備費にしたほうが良いと思う。先進国がこんな防災費とか防災計画というのは稚拙だと思います」と政府の防災対策に苦言を呈していた。
東国原の防災省設置案に「たしかに必要だと思う」「作るべきだ」という賛成の声が。一方で「作っても機能しない」「税金の無駄遣いといわれるだけ」などの意見も上がっている。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)