外国人観光客に聞いた「真のインバウン丼」 約2万円海鮮丼をスルーして選んだのは…
ネットで揶揄された東京・豊洲の「インバウン丼」。実際、外国人観光客はどの料理に感激したのか。
■リンさんが真のインバウン丼と感じたのは…
「世界各国、観光地に来ればやっぱり値段が高いですよ。台湾でもそう。観光客向けの店と、現地の人が通う店は違うでしょう。高いけどそれくらい価値がある料理で、きちんとしたサービスがあるということ」とリンさん。
ちなみに今回の本題、外国人観光客が喜ぶだろう“真のインバウン丼”はどれか聞いた。
「18,000円の海鮮丼も大変気になるが、僕はこれだと思う。この牛丼。一番美味しそうに見えたし、待機列も短くてすぐ買えた。しかも、本当に美味しい!」と、推薦したのはもつ鍋専門店「いしだや」の看板メニュー「牛すじ丼」。値段は982円。
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■牛すじ丼に大変感激
濃い目のタレでしっかり煮込まれた牛すじは、ホロッホロな食感で噛むごとに旨味が広がる。玉こんにゃく、刻みネギが乗って、ボリュームも十分。タレが染み込んだ白米もまた激ウマだ。
リンさんは一般的な牛丼と勘違いしていたが、「想像を超えています」と、その味を絶賛。「こんな値段に良いの? と思ってしまうほど安くてウマい。これは他の外国人にもおすすめできる“インバウン丼”ですね」とニッコリ。
数多の海鮮丼を外すというまさかのチョイスだったが、とにかく訪日外国人たちは現地でしっかり満足しているようだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)