一見普通の50円、穴に隠された秘密にギョッとした 「犯罪では」と疑問の声も…
財布から五十円玉を取り出し、違和感に気づく。はんだで中央の穴が塞がれたような状態に「犯罪では」と疑問の声が相次いだ。
ここ数年で、キャッシュレスを推奨する店舗が急増。しかし不測の事態に備え、最低限の現金は持っておきたいものである。
現在X(旧・ツイッター)上では、財布の中から出現した「犯罪のにおいがする五十円玉」が話題となっているのをご存知だろうか。
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■一見普通の五十円玉、何かがおかしい…
今回注目したいのは、Xユーザー・ゆうさんが投稿した1件のポスト。「この50円何? はんだ的な物で穴塞がれてるんだけど」と綴られた投稿には、五十円玉の表面、裏面の写った写真が添えられている。
一見すると何の変哲もない五十円玉なのだが…よく見ると中央部の穴に、うっすらと膜が張っているではないか。
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■「犯罪では?」と疑問の声噴出
なんとも奇妙な硬貨を捉えたポストは瞬く間に話題となり、投稿から3日足らずで1,000件以上ものリポストを記録する事態に。
他のXユーザーからは「人工的なエラーコイン?」「これ犯罪なのでは」「自販機で悪用するための偽装に見える」「これやった人、捕まると思うよ」など、驚きの声が多数寄せられていたのだ。
ポスト投稿主・ゆうさんに話を聞いたところ、こちらの五十円玉はある日、財布の中から発見したものと判明。
発見後の扱いについて、ゆうさんは「周囲と色が異なり、金属の盛り上がり方が汚かったことから『はんだに違いない』と思い、はんだごてを入れました」「すると溶け出したため、はんだと確定しました。その後は吸取線で除去しました」と説明する。
インターネットラジオ局や配信者向けソフトなど、様々なサービスを手掛けるゆうさんはスマートフォン・PC類の修理代行、電子工作なども行っており、はんだごてを使用できる環境があったのだ。
共有されたズーム画像を見ると、五十円玉全体にはんだがベットリ付着していたことが窺える。
そこで今回は「はんだ付けで硬貨の穴を塞ぐ行為」の問題点について、投入された硬貨を選別する機械・コインセレクターに造詣が深い「株式会社オクト」、および財務省に話を聞くことに。
その結果、様々な事実が明らかになったのだ…。