ドクター中松氏、『ゴジラ−1.0』登場の戦闘機に関わっていた 「海軍士官学校のときに手掛けた」
世界でヒットした映画『ゴジラ−1.0』を視聴したドクター中松氏。なんと、劇中に登場する戦闘機を海軍士官学校時代に手掛けたのだという。
邦画初のアカデミー視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』について、発明家のドクター中松氏が9日の自身YouTube動画で言及。劇中に登場した戦闘機『震電』に関わっていたことを告白した。
■「私が関係した震電を…」
中松氏は前日8日更新のX(旧・ツイッター)で、「ゴジラ-1.0を観た 私が関係した震電を久しぶりに見ることができた」「震電がゴジラに使われるとは思わなかった。昔の我々の海軍と違う海軍を観た」と告白。
従軍時代、劇中に登場する戦闘機・震電に関わっていたことを明かし、フォロワーから「さすがドクター中松です!」「開発に関係していたんですか?」などの反応を集めていた。
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■「海軍士官学校で関連した」
翌日にはYouTubeでも「私が驚いたのは、海軍士官学校のときに手掛けた震電が出てきたということです」と改めてこの件に言及。
「震電ってのは、当時の最新の零戦が20ミリの2門に対して、40ミリが4門。頭に、先頭につける。そのためにプロペラを後ろに持ってきて、先尾翼にするという」と機体について解説すると、「僕が海軍士官学校で関連した」と語った。
さらに、「占領軍が戦場にいたときにびっくりして、『怪鳥』というあだ名をつけた震電が出てきたというのが、『ゴジラ-1.0』の1番の見どころでした」と、当時の証言を交えた感想も述べている。
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■元海軍の貴重な視点も
その他の感想には、「それからもうひとつ」として、「タイトルに『G-1.0』と出た。つまりFということで、これはフィクションだという意味。それがわかりました」とコメント。アルファベットでGの前がFであることから、Fictionの意だと考察した。
また別の視点として、「『ゴジラ-1.0』に出てくる海軍がね、全くだらしのない海軍で。昔の海軍とは全く規律が違う」と、元海軍ならではの貴重なコメントも。最後は「それが『ゴジラ-1.0』の感想です」と締め括っている。