かわいそうに思えて… 約4割が「金欠の人」に対して取ったことのある対応
周囲の人から「お金がない」と聞けば、心配な気持ちになる人もいるだろう。
お金がなくて困っている人が身近にいるときは、どのような対応をするだろうか。そのまま様子を見ておく人もいれば、かわいそうに思うのかごはんを奢ってあげる人もいるようだ。
■約4割「金欠の人に奢る」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「奢り」に関する意識調査を実施したところ、全体で40.9%の人が「金欠の人にごはんを奢った経験がある」と回答した。
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■男性が圧倒的に多く
性年代別では、圧倒的に男性の割合が高くなっているのが印象的である。
よく「デートでは男性が奢るべき」かの論争になるが、他のシーンでも男性が奢る状況になる場合が多いのかもしれない。
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■金欠の後輩に奢る
金欠の後輩に奢った経験がある30代男性は、「昼休みに後輩がおにぎり1個で昼食を済ましていて、話を聞いたら『お金がない』と言っていました。そんな後輩を見かねて、僕は仕事帰りに『一緒にごはんに行こう』と誘ったんです。このまま給料日まで、質素な食事を続けるのはかわいそうだと思ったので…」と当時を振り返る。
本人が悪いことはわかっているが、「一緒に寿司を食べに行って、後輩は『きちんとしたごはんを食べたのは、本当に久しぶりです』と言っていました。どうも後輩は散財癖があるらしく、金欠なのはすべて本人の責任です。それがわかっていても、面倒を見たくなってしまうんですよね」と気持ちを述べた。
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■断る口実に「金欠」
ネットユーザーからは、「金欠の私に、『飲み奢る』とか言い出した友人が神に見える」や「友達が金欠な時は奢るし、私が金欠の時は奢ってくれるような関係性の友達がいるのはありがたい」などの投稿も。
しかし行きたくない口実として金欠を使う人もいるようで、「『金欠だからごめん』とか言っているのに、『俺奢るよ?』じゃねえんだわ。行きたくないねん」や「『行きたくない』とか『金欠だから無理』とか散々断っても『俺が奢るから来て』って懇願されて、知らない人の飲み会行ったことある」などの意見もあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名