消防庁も「今すぐに暑さ対策して!」と注意喚起 各地で真夏日となり熱中症の搬送が続出
全国的に気温が上がっている12日、消防庁が公式Xで熱中症の対策を呼びかけた。先日の段階で9名が救急搬送されていて…。
12日は全国的に気温が上がり、東京都心でも予想最高気温が30℃と今年初の真夏日となる見込みだ。そんな状況を受け、東京消防庁の公式Xは熱中症への注意を呼びかけている。
■救急搬送が相次ぐ
同日、「【要注意!!】 本日、東京都心では30℃と今年初の真夏日になる予想です。(暑い日は続いていましたが…30℃は今日が初なんです)」と切り出した同アカウント。
続けて「東京消防庁管内(速報値)では昨日すでに9名が熱中症で救急搬送されています!」と先日より熱中症で救急搬送される人が続出していることを報告し、「今すぐに水分補給やお部屋を涼しくするなどの暑さ対策をしてください!」と適切な対策を訴えた。
【要注意!!】
本日、東京都心では30℃と今年初の真夏日になる予想です。
(暑い日は続いていましたが…30℃は今日が初なんです)東京消防庁管内(速報値)では昨日すでに9名が熱中症で救急搬送されています!
今すぐに水分補給やお部屋を涼しくするなどの暑さ対策をしてください!#東京消防庁 pic.twitter.com/2acnmukrlv— 東京消防庁 (@Tokyo_Fire_D) June 12, 2024
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■各地で「暑すぎる」の声も
実際にXでは「今日暑すぎるて」「外に出ると汗が止まらない」「まじで暑すぎて熱中症になりそう」「日差しが半端ない」と気温の高さについて言及するポストが相次ぐ事態に。
なお、東京消防庁の公式サイトによると、熱中症対策としては日頃から運動をして汗を掻く習慣を身につけて暑さに身体を慣らしていく「暑熱順化」が重要だという。その他にも、高温・多湿・直射日光を避ける、こまめな水分補給、計画的な休憩などでしっかりと対策することが大切のようだ。
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■適切な対応が重要
なお、昨年の7月ごろには関東各地で猛烈な暑さが観測され、同時に東京消防庁が「救急車ひっ迫アラート」を発表したことがあった。
当時は救急車の出場率が90%を超えてしまい、救急車の到着までに時間がかかることもあり「救急車の適時・適切な利用をお願いします」と呼びかけたことも話題に。
これから厳しい暑さが続くと予測されるため、個々が熱中症対策を怠らないように気を引き締めていきたい。
【命を守る行動をお願いします!】
今年初めて、東京地方に #熱中症警戒アラート が発表されました。昨年は発表初日に東京消防庁管内で #熱中症 により404人(令和4年最多)が救急搬送されました。今日は危険!ということをみんなに広め、命を守る行動をお願いします。https://t.co/OAmkNFBkGy pic.twitter.com/VXNGcqOl6x— 東京消防庁 (@Tokyo_Fire_D) July 10, 2023
【救急車ひっ迫アラート!】
救急車の出場率が90%を超えているため、現在、救急車を非常編成して運用していますが、救急車の到着までに時間がかかる場合があります。
救急車の適時・適切な利用をお願いします!救急車ひっ迫アラートの発表状況はこちら↓https://t.co/0Y76Hkmf9S#東京消防庁 pic.twitter.com/7wvj5RHGa8
— 東京消防庁 (@Tokyo_Fire_D) July 9, 2023
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■執筆者プロフィール
根室 ひねき:『Sirabee』編集部記者。
ブラックコーヒーとブラックチョコで稼働している、東京育ちの20代のライター。取材、食レポ、エンタメ系などを中心に執筆することが多い。筋トレの沼から抜け出せなくなった悲しきゴーレム。
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(文/Sirabee 編集部・根室 ひねき)