改めて聞かれると意外と知らない? 金の種類をあらわす数字が意味するものとは
金は純度が高いほど柔らかくて加工しにくいという。
金のアクセサリーを見ていると「18金」や「14金」などの表示を目にするが、これはいったい何を意味するのだろうか。
■18金の「18」って何?
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女739名を対象に実施した調査では、全体で29.6%の人が「18金の“18”が何をあらわしているか知っている」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は37.6%、女性は21.8%という結果になっている。
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■言われて初めて気になった
編集部が話を聞いた30代の男性は、「そう聞かれて初めて気になりました。宝石のカラットは大きさだったか、重さだったかのサイズ感だったと思うのですが…」と、今まであまり気にしていなかった様子。
宝石などに用いられる「カラット(Carat)」は、大きさをあらわしていると思っている人も多いかもしれないが、正しくは“宝石の重さを示す単位”だ。質量が増えればサイズも大きくなるので勘違いしているケースもあるだろう。
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■「Karat」は金の純度をあらわす
では本題の金についてだが、金も「カラット」であらわされる。しかしこの場合の「カラット」の表記は「Karat」で、重さではなく純度を基準にしている。
日本では一般的に金の純度が99.9%以上のものを純金とし、「24金」「K24」などと呼ばれる。「Karat」は金の純度を24分率で算出した数値で、つまり、24分の24だから純金というわけだ。
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■18金は純度75%
では、アクセサリーとしてよく用いられている18金(K18)の純度はと言うと、金の含有量が24分の18、つまり75%ということになる。18金は75%の純金に、25%の硬さや加工のしやすさを調整するための割り金(わりがね)と呼ばれるほかの金属が混ざっていることを示している。
金は純度が高いほど柔らかく加工しにくくなる。資産として保持するのであれば純金のほうが良いのだろうが、アクセサリーとして加工する際には18金や14金が用いられることが多いのはそのためだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女739名 (有効回答数)