『ドクターX』映画化決定も燻る“シリーズ終了説”の行方 「連ドラではなく…」関係者が予想
米倉涼子主演ドラマ『ドクターX』の映画化が発表された。「シリーズ終了説」が浮上するが、今後の行方は…。
■体調が心配されていた米倉
ドラマ版は2012年の第1期以来、ほぼ毎年のように連続ドラマで放送されてきた。ただ、近年は21年を最後に続編は制作されていなかった。背景には、米倉の体調があったようだ。
米倉は19年に「低髄液圧症候群」を患っていることを公表し、22年には急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害と診断され、ミュージカルを降板した。
「『ドクターX』は手術シーンが多く、長時間立ちっぱなしになることも少なくありません。米倉さんは役柄の設定でかかとの高いハイヒールを履いており、腰への負担も懸念されていました。彼女の体調も鑑みて、連ドラ制作は見送られたのかもしれません」(前出・制作会社関係者)。
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■燻る「シリーズ終了説」の行方
一部のメディアでは、今回の劇場版をもって『ドクターX』シリーズが終了になる可能性が取りざたされている。ただ、前出の制作会社関係者は「終了説」に疑問を呈する。
「今回の映画は、未知子の過去にも迫り、今後につながるようなストーリーになりそうです。以前のように、毎年連ドラで放送するのではなく、映画やスペシャルドラマなど、米倉さんの負担にならない範囲で継続していくのではないでしょうか」(前出・制作会社関係者)。
これからも、『ドクターX』は“失敗せず”、たくさんの人を楽しませてくれるはずだ。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)