社長がひまそらあかね都知事候補を応援した『岩下の新生姜』を扱う飲食店に嫌がらせが相次ぐ その結果起きたことは…

ひまそらあかね氏を応援した岩下の新生姜社長。同社の製品を使ったたこ焼き店にまで嫌がらせが…。

2024/06/28 16:30


東京都知事選に立候補した、作家でYouTuberのひまそらあかね氏を『岩下の新生姜』で知られる岩下食品社長・岩下和了氏が応援したことで、同社に数名の著名人が不買運動を呼びかけ、取引先などに嫌がらせが相次いでいることが大きな話題になった。

ひとりの候補者を応援するだけで理不尽なクレームを呼ぶための犬笛を吹くことも、実際に行うことも決してやってはならない行為だが、この嫌がらせがヒートアップし、とんでもない事態につながっているようだ。


 


 

■飲食店にまで嫌がらせ

その事態とは、岩下の新生姜を取り扱っているだけの個人が経営する飲食店にまで嫌がらせが行われているようで、例えば栃木県にある『ラーメン二郎 栃木街道店』には、SNS上で「もう行くのやめる」といったコメントが残されていた。

また、もっとも早期に嫌がらせを受けていたとXに投稿した大阪の人気たこ焼き店『たこ焼き たこば』がインタビューに応じていただけたので、同店に起きた嫌がらせとその結果の時系列についてお伝えしたい。


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■電話線を抜かないと営業がままならない状態に

まず、岩下社長のポストが24日に投稿された後、6月27日に同店が岩下の新生姜を使ったたこ焼きの販売をXで告知。

すると、とたんに“着信拒否をしても追いつかないレベル”の大量の迷惑電話がかかってくるようになり、店主いわく電話線を抜かないと営業がままならない状態になったという。


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■嫌がらせに屈しなかった

しかし、たこばは嫌がらせに屈しなかった。岩下の新生姜を使ったたこ焼きの販売をやめるのではなく、電話線を抜いて電話がかからないようにしながら営業をしたのだ。

電話予約の売り上げもあるので売り上げダウンかと思いきや…なんと嫌がらせが始まった翌日の28日には、雨天という悪天候にも関わらず、開店前から傘をさしての大行列が。大阪だけでなく東京や名古屋、香川など、他の地域から駆け付けてお土産を渡してくれた客もいたという。

その列は昼の営業終了まで止むことはなく、残念ながら購入できなかった客も出て来るほど。さらにほぼすべての客から「頑張って下さい!応援してます!」と、あたたかいメッセージが送られたという。


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■ありがたいとしか言いようがありません

この結果には店主も「ありがたいとしか言いようがありません」と感謝の言葉が。嫌がらせに屈することなく美味しいたこ焼きを提供し続ける店主の姿に心打たれた人の来客も多かったのだろう。

小さなお店を陥れるような嫌がらせに意味はなかったのである。なお、たこばへの嫌がらせに対してはひまそらあかね氏も「本当に許せません」と非難する声をあげている。

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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男

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