約2割の人が眠気覚ましになると回答したアレ 噛むことで血流が促され脳が活性化する作用も
虫歯や歯周病予防、さらには脳の発達や認知症の予防などの効果が得られることもあるという。
仕事中や勉強中にどうにも耐え難い眠気を感じたとき、どのようにして乗り切っているだろうか。
■眠気覚ましにガムを噛む
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女739名を対象に実施した調査では、全体で18.1%の人が「仕事中や勉強中の眠気覚ましにガムを噛むことが多い」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は18.5%、女性は17.7%という結果になっている。
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■味がなくなると長く噛めない
編集部が話を聞いた30代の女性は、「以前は眠くなるとチョコを食べたりアメを舐めたりしていたのですが、糖分のとりすぎが気になって、ガムに変えました」と述べた。顎を動かすので表情筋のトレーニングにもなっている気がするというが…。
一方、ガムを長く噛んでいられないという40代の女性は、「味が長持ちすれば良いのですがすぐになくなってしまい、眠気を解消する前に吐き出してしまうので、噛むのをやめてしまいました」と述べた。眠気覚ましはコーヒーで乗り切っているという。
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■虫歯や歯周病予防にも効果あり
そもそも、なぜガムを噛むと眠気覚ましになるのか。噛んで力がかかることで歯の根本にある血管に圧が加わって血流が良くなり、脳が活性化するためだと言われている。しっかり噛むことで脳の発達や認知症の予防などの効果が得られることもあるようだ。
また、唾液が分泌することで口腔内が酸性に傾くのを抑制し、虫歯や歯周病になりにくくなる予防の効果もあるという。虫歯や歯周病予防に効果のある成分が配合されたガムを噛めば相乗効果が得られてより効果的だろう。
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■噛みすぎるとエラが張ることも
さらに、唾液がたくさん出ることで消化を助け、胃の負担を軽減したり、噛むことで満腹中枢が刺激されて食欲を抑えられたりと、いったメリットもあるようだ。
一方で、ガムを噛みすぎることで歯がすり減ったり、咬筋が発達しすぎてエラが張ってしまったりといったデメリットもあるようなので、仕事や勉強に夢中になって噛みすぎないように気をつけなければならない。何事も適度に…。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女739名 (有効回答数)