冷やし中華に「100円程度のあの食材」を追加する激ウマに 次回からは絶対に入れる…
冷やし中華の具材は何が好き? いつもとひと味違う具材を試したら意外な発見があった。
夏の定番メニューである「冷やし中華」は、そのままでも十分に美味しいものの、入れる具材によって表情をガラリと変える。そこで、いくつか“変わり種の具材”を試してみたら、超おすすめの具材が見つかったので紹介したい。
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■変わり種具材ランキング
冷やし中華の定番の具材といえば「ハム(叉焼)」「きゅうり」「トマト」「錦糸卵(ゆで卵)」「紅生姜」「ごま」あたりだろう。しかし、これら以外を入れても美味しく、独自のカスタマイズをしている家庭もあるはず。
実際に、Sirabee編集部員アンケートを取ったところ「キムチ」「揚げ玉」「鶏ささみ」「納豆」をトッピングしている…という意見が挙がった。
ちなみに、先程の4種の具材に「その他」を加え、全国の10~60代の男女666名を対象に「冷やし中華にプラスでトッピングしたい具材」の調査を実施したところ以下のような結果に。圧倒的に「鶏ささみ」が人気だが本当においしいのだろうか、検証していこう。
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■満足度が段違い
まずは、圧倒的な人気であった「鶏ささみ」。調べると、割と定番に近い具材でもあるようで食べる前から若干ハードルは上がり気味。見た目の時点で美味しいであろうとわかるが、実際に食べると想像以上にマッチしていてい驚いた。
冷やし中華はいくつかの具材が入ること前提でタレが濃い目であり、淡白な風味の鶏ささみが“ガッツリ系の肉”に進化する。味の相性はもちろん、食べごたえもあり個人的には定番のハムより圧倒的に鶏ささみの方が好みであった。
次点の「キムチ」は、ピリ辛な味わいが冷やし中華甘酸っぱい味わいと相乗効果で美味しくなりそう。適量取り混ぜ合わせて食べてみたところ、一気に“冷麺”のような雰囲気に。ジャキジャキとした食感も心地よく、美味しいのだが…冷やし中華の風味に負けてしまいそこまで感動はなかったのが正直なところ。
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■これ、めっちゃ良くない?
そして3位は麺類とめっぽう相性がいい「揚げ玉」。ある意味安牌なイメージがあるが、これが驚き。他の具材にはないザクザクとした食感のアクセントとにじみ出る油のコクが完璧にマッチ。冷やし中華はベースがかなりさっぱりとしているため、少しジャンクな感じが加わるとこれがまたいいのだ。
そして、唯一「その他」より下にランクインした「納豆」。ご飯のほかにも、様々な料理と相性がいい無限の可能性を秘めている食材だが果たして。試してまず思ったのが、タレが濃いため納豆の風味や味わいが感じづらく、また特有のヌルヌルにより麺や他の具材が掴みづらくなり若干ストレス。納豆好きでなければ、わざわざ追加する必要もないかな~といったところであった。
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■これが一番おすすめ
今回試した具材ははいずれも美味しかったのだが、記者のが最もおすすめしたいのは「揚げ玉」であった。
理由はシンプルで「用意する手間の少なさ」「価格の安さ」が両立しているから。冷やし中華はさっぱりとした味わいに反し、思いのほか具材の用意が大変でありコストもかかる。揚げ玉はそもそも調理の手間がなく、価格も100円程度で入手でき、更にあの相性のよさであれば、これ一択というのが正直な感想だ。
ただ、もし茹でる手間と価格を気にしない!という場合は、満足度が圧倒的に変わるため「鶏ささみ」がオススメだ。今回試したもの以外にもおすすめの具材があったら、ぜひSirabee公式X(@sirabee_news)宛で教えてほしい。
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■執筆者プロフィール
木根大心:『Sirabee』編集部記者。
インタビューや商品レビューをメインに執筆。日々のグルメレビューによって必要以上のカロリーを摂取してしまうが、自身の基礎代謝を信じすぎているあまり年々丸くなっているのが悩み。
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(取材・文/Sirabee 編集部・木根 大心)
対象:全国10代~60代男女666名(有効回答数)