1年ってあっという間だ。
コンパクトなサイズ感と、通信機器としての必要十分な機能性が気に入って「iPhone SE」を愛用すること数年。第1世代から第3世代まで、SEからSEへと機種変を続けてきました。
そんな私が発売開始タイミングで購入した「iPhoen 15 Pro」。約1年使って感じたいいところと気になるところを紹介します。
◎いいところ
・一番のメリットはやっぱりUSB Type-C
・シャッターチャンスを逃さない
・動画撮影の幅が広がる◎うーん…なところ
・大きくて重たい…
・高価
・指紋認証、帰ってこないかな…
一番のメリットはやっぱりUSB Type-C
iPhoen 15シリーズで鮮烈なデビューを果たした、iPhoneのType-C搭載。他社ユーザーからは「何を今さら……」と思われることかもしれませんが、1年使って感じるメリットとして真っ先に思い浮かぶのはやっぱりこれです。
仕事で使っているiPad もMacBook Air も、随分と前からType-C。iPhoenのためだけに別途Lightningケーブルを持ち歩いていた私にとって、充電ケーブルが1本で済むというのは本当にありがたいポイントでした。
ただし、家族や友人にはLightning派も多いので、充電ケーブルを貸してあげられない問題も頻繁に発生……。全員がType-Cになるにはまだまだ時間がかかりそうです。
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シャッターチャンスを逃さない
実際に使って感じた一番のメリットがType-Cだとすると、購入前から感じていたメリット=購入の決め手になったのが、カメラ機能の優秀さ。これは写真と動画の両方で魅力に感じていました。
iPhone SE 第3世代のリアカメラが1,200万画素の広角レンズ1つなのに対して、iPhoen 15 Proは4,800万画素のメイン、1,200万画素の超広角、1,200万画素の望遠と3つのレンズを搭載。難しいことは置いといて、とにかくめちゃめちゃ綺麗に、そして色々な画角で撮影できるようになっています。
もともと趣味でも仕事でもカメラを使っているので、正直iPhoneのカメラにそこまでの性能はいらないな〜と思っていた私ですが、猫2匹と暮らしはじめたことでその考えが一変。
いつでも手元にあって、撮影したいタイミングを逃さず綺麗に撮影。さらに後からフォーカスも変えられるありがたさを日々感じています。
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動画撮影の幅も広がります
また、動画の方ではiPhoen 15 Proから、最大4K 60fpsのProResビデオ撮影に加えて、Logビデオ撮影も可能に。撮って出しの綺麗さはもちろん、Log撮影のおかげで編集の幅もグッと広がって、趣味の動画撮影がかなり本格的なものになりました。
写真も動画もこれだけ撮れて、さらにはこのコンパクトさ。超優秀なカメラに、おまけとしてスマホの機能が付いていると考えてもいいくらいです。ちなみに、カメラとして使う際にもType-Cは大活躍。USBハブやSSDをつないで重たいデータをスムーズに移動できて助かっています。
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ガラスフィルムは2回交換しました
一方で、様々な性能が向上したからこそ気になることも。
1年使ってもまだ慣れないのが、その大きさと重さ。SEと比べると大体ひと回りくらい大きく、重たくなっていて、いまだによく落としています。
SEの手に収まる感じに対して、15 Proは手で支える感じ。あのミニマムなサイズが恋しくなることもしばしば。
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スマホとして考えると高いよね
これを言ったら元も子もないですが、カメラとして考えたら安いけど、スマホとして考えるとやっぱり高いんですよね。カメラ機能に魅力を感じていなければ、絶対SEを使い続けていただろうな〜と今でも感じています。
指紋認証、帰ってこないかな…
そしてもっともSEを懐かしく感じるのが、Face IDを使っているとき。特に就寝前の薄暗い部屋で全く反応しないFace IDを見ると、物理ボタンで指紋認証(Touch ID)させてほしいと切実に感じます。iPad AirやiPad miniみたいに、トップボタン(iPhoneだとサイドボタン?)に搭載してくれないかな……。
1年使うと、いいところも気になるところも見えてくるもの。ただそれでも、個人的には思い切って買い替えて良かったというのが正直な感想です。
ギズモード・ジャパンより転載