谷原章介、11歳・市川新之助の単独インタビューに感服 「歌舞伎の未来は明るいね」」
市川新之助さんがテレビ初となる単独インタビューに挑み、大人びた受け答えに谷原章介さんも驚きの声をあげました。
7日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、歌舞伎俳優の市川新之助さん(11歳)の単独インタビューが放送されました。
父親の市川團十郎さんが同席しない単独でのインタビューはテレビ初とのことで、堂々たる受け答えぶりに司会の谷原章介さんは驚きの声を上げていました。
■初の単独インタビューでの緊張感
新之助さんを取材したのは、同番組でおなじみの小室瑛莉子アナウンサー。小室アナに緊張しているかを問われた新之助さんは、「やはり父と一緒、姉と一緒にいたことが多々ありましたので、少し新鮮な気持ちもありますが、やはり緊張していますね」と微笑みを浮かべながら答えていました。
襲名披露興行の締めくくりとなる『十月大歌舞伎』で『連獅子』にも初挑戦する新之助さんですが、「やはりお父さんの(演技)を見ていてすごくかっこいいと思ったので、僕もいつかやってみたいなと思って」と、父・團十郎さんへの尊敬の念を明かしています。
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■父からのアドバイスと家族の協力
『連獅子』で振り回す大きな鬘(かつら)について、團十郎さんから「毛の振り方とかを教えてもらいました。体で振るとか…首で振ったら明日は振れなくなるから、体で振れないといけないみたいなことを教えてくれました」というアドバイスをもらったという新之助さん。
さらに、「セリフって、お父さんは1、2回やればけっこう長文でも覚えられるんですけど、僕ってまだ子供なので、大人がすぐ覚えられることも覚えられないんですね」と、セリフを覚える難しさにも言及。
團十郎さんがセリフを紙に書き、姉とともに記憶したというエピソードも明かし、家族の協力のもと、父の背中を見て成長している姿が伺えます。
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■大人びた受け答えに驚き
谷原章介さんは、「いやぁ、すごくしっかりしている! 本当に、歌舞伎の未来は明るいね」と新之助さんの大人びた受け答えに驚いた様子。
小室アナに「どう、あの空気?」と尋ねると、小室アナは「30分くらい質問させていただいたんですけど、ずっと背筋を伸ばして、一字一句考えてから話す感じが、大人だなぁという印象を受けました」と絶賛。
さらに、「変な受け答えはできないという緊張感が感じられたので、小学6年生からこれを感じられるとは思わなかったです…」と話し、谷原さんは「御立派でございます」と感服していました。
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■普段の子供らしい一面も披露
今回のインタビューで、舞台と稽古以外の時間について聞かれた新之助さんは、「宿題とテスト勉強、あとはまぁ、ゲームとかですかね」「昼休みとかに将棋をやっている子を見かけます。友達がやっていて僕もやりたいと思ってやったんですけど…」など、子供らしい一面も披露。
小室アナが「恥ずかしいかもしれないんですけど。気になっている子とかはいるんですか」と質問すると「いません」と即答し、「(返答が)早いですね。男の子同士で遊ぶのが楽しい?」と聞くと「ですね」と笑顔を浮かべていました。
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(文/Sirabee 編集部・星子)