徳光和夫、ドジャース対カブスの“メジャー経験者の解説”に苦言 「そんなにすごくはないと…」
盛り上がりを見せたMLB開幕シリーズ・ドジャース対カブス。徳光和夫は中継の解説に思うところがあったようで…。
22日放送の『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(ニッポン放送)で、徳光和夫が18~19日に行われたロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブス戦の「解説者」に苦言を呈した。
■徳光がメジャー開幕シリーズを振り返る
徳光は番組冒頭、18~19日に東京ドームで行われたドジャース対カブスの開幕シリーズを振り返る。
試合について「見ておりまして、あまりにも実況中継のアナウンサーとメジャーで経験のある解説者のみなさんが、メジャーがすごいって言うんですけど…」と切り出す。
開幕シリーズの前に開催された読売ジャイアンツ、阪神タイガースとのオープン戦に触れ「阪神は2勝しましたからね。うち(巨人)は打たれましたけども、阪神タイガースが1チームとしてメジャーリーグに入ったら、 絶対に最下位はないね、優勝戦線に加わる」とコメントした。
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■日本プロ野球のレベルに自信
その後、徳光はドジャースを抑え込んだ阪神・才木浩人投手と、決勝ホームランを放った佐藤輝明選手を称賛。「日本の選手はメジャーの投手が球のスピードが落ちたときに狙い打ちできる」などと、日本の打者に自信を見せる
また、日本の選手がオープン戦でメジャー相手に盗塁を多く決めたことを挙げ、「たとえば福岡ソフトバンクホークスの周東佑京選手なら、二盗、三盗が楽。盗塁の成功率9割くらいじゃないかと、それぐらい走れますよ」と指摘した。
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■メジャー経験者の解説に苦言
ドジャース対カブスや、両球団対巨人・阪神のオープン戦は「おもしろかった」と前置きした徳光は「メジャーリーグと日本野球は質は違うけども、実力の差では遜色はないと、結論付けました」と語る。
アシスタントの石川みゆきが「(MLB中継を)久しぶりに夢中になってみていました。おもしろかった」とつぶやくと、「メジャー経験者が言うほど、そんなにすごくはないと思いますよ、正直ね」と持論を展開していた。
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■巨人の勝利を熱望していた
徳光は1日放送の同番組で、15日に行われた巨人対ドジャース戦について「デーブ・ロバーツ監督に一泡吹かせたい」とジャイアンツの勝利を熱望していた。
巨人はドジャースとカブスに連敗したものの、阪神は2球団を無失点に抑えて連勝。カブス所属経験のある藤川球児監督が、日本プロ野球の意地を見せた形となった。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)