「節約やりすぎ」で精神崩壊?「ゴミを食べる」の声も
節約しようとするとき、水道代や光熱費を抑えるよう努力しても、面倒がかかるわりにあまり効果が実感できないときもあるだろう。
だが食費の節約については、続けやすいという人もいるようだ。
■スーパーに行く回数、多くない?
そこで編集部が全国の20〜60代男女1352名に「食費の節約法」について自由回答で調査を行なったところ、半数もの人が「まとめ買い」を実践していると判明。その次に多かったのは「特売で買う」ことだった。
基本的には、このふたつが多くを占めていたのだが、みなさんなら節約を行うときにどちらを選ぶだろうか? 「食費の節約の達人」だと自称するKさんは、こう語る。
「特売品に振り回されているようではまだまだです。目当てのものが特売なら、もちろん安いことに越したことはありませんが、特売品につられて余計なものまで買っていませんか?
節約で大切なのは、いかにスーパーに行かないか! できるだけ大量にまとめ買いをして、それだけで生活をすること。目安は週に1回で買い物はすませることなんです」
Kさんが言うには、特売は「今日は野菜。明日はお肉」というように毎日のように行なわれているという。そのため、スーパーに行くたびに無駄なものを購入してしまい、むしろ高くなってしまうというのだ。
■節約は我慢も大切?
調査ではその他にも、さまざまな節約術を回答してくれた強者が。中には「節約になっているのか?」と思えるものも。
① ゴミを食べる
② とりあえず、お湯でふやかしてみる
③ よく噛んで食べた気になる
④ 「貧乏ではない。ダイエットをしている」と思い込む
⑤ 動かない、仕事もしない
⑥ 人の家に上がり込む
⑦ タバコを吸う
ゴミまで食べたり、お湯でふやかすしたり、極限まで食費を突き詰めている様子だ。
「動かない、仕事もしない」、「人の家に上がり込む」など直接節約につながるかは分からない回答が見られたが、節約を突き詰めていくと心構えを変えるということなのだろう。
節約を続けるのは気力もいるため、どこかでスイッチを切り替えることが必要になる。あまりに考えすぎた結果、少しやりすぎな節約術も上記で見受けられるが…。
他人に迷惑をかけることなく、Kさんのような戦略的な節約術を実践してみてはどうだろうか?
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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の男女1,352名(有効回答数)