「ジューンブライド」はもう古い?今でも憧れる人は…
この時期になるとテレビや雑誌でよく見る、ジューンブライド。6月に結婚すると生涯幸せになる…という言い伝えだ。
しかし、しらべぇが以前調査したように「梅雨に結婚式なんてやめてくれ!」と思う参列者が多いのも事実。では、式を挙げる側はどうなのか。
◼︎ジューンブライドはもう古い!
編集部が「ジューンブライドに憧れているか」を尋ねてみたところ、全体では3.9%とごくわずか。言葉だけは定着したが、実際にするかと言われると別問題のようだ。男女で比較しても、ほぼ差がない。
「憧れのジューンブライド!」なんて煽り文句に、もう効果はないのだろうか。
◼︎女性たちが憧れない理由は?
編集部では、ジューンブライドをどのように思っているのか、女性たちに話を聞いてみた。
「友達の結婚式が6月で、雨が降ってしまい大変。私は絶対やめよう…と思いました」(30代女性)
実際に人の結婚式で大変な思いをしたという意見。たしかに着飾った状態で、なおかつ引き出物など荷物もあるのに…と実感したら、なるべく雨は避けたくなる気持ちもわかる。また、こんな声も…
「ガーデンウェディングにしたいので」(20代女性)
最近増えているのが、ガーデンウェディングだ。「外でフラワーシャワーや写真撮影をしたい!」と憧れる女性が多く、雨の確率が低い日程を選んでいるよう。
◼︎それでもジューンブライドに憧れる人の傾向は…
あまり憧れの対象ではなくなってしまったジューンブライド。それでも、「6月にあげたい!」と思う人には、ある傾向が。
なぜか、一人っ子は憧れが強いと明らかに。一人っ子はわがまま…なんて言われるが、小さい頃からの夢を諦められない、実現したい人が多いのかも。
海外やリゾート、ガーデン、クルーズなどなど、結婚式の種類も増えている今。式をあげる時期よりも内容に凝るようになってきているのだろう。
一生に一度の結婚式。パートナーと結婚を考えている人は、どんな形であれ、ふたりが幸せを感じられる式になるよう納得いくまで話し合おう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の6月に結婚していない男女1,297名(有効回答数)