アラサー男子は「達人メイク」で美人になれるのか挑戦
なよなよ系のチャラ男の間では、「コスメ男子」が今や常識となりつつあるそうだ。つまり、男子も化粧する文化が浸透しつつあるということ。
化粧といえば女性の嗜みというイメージが強いものだが、実際男子もせねばならない時代がやってくるのか。
そんな流行には乗り遅れたままでいたいものの、化粧をしてみた自分はどうなるのか? しらべぇ取材班は、ライブ配信サービス・ツイキャスの協力のもと、メイク配信をしているフリーモデル・荒川知美さんこと、ともーみさんにメイクしてもらうことにした。
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■ともーみさんは超速メイク術が得意技
こちらがともーみさん。すっぴんでも十二分に美人だが…
一度メイク道具を手に取れば、わずか20分足らずで大変身!
「女性にとってメイクがない世界は考えられない世界。メイクをすると気合が入るんですよね。
あたしは中学生の頃からメイクしてます。お姉ちゃんがいたから、見よう見まねで道具を借りて練習してみたりね。けど今はがっつりメイクするのは高校生からでいいかなとは思ってますね。
女友達にメイクをしたことはありますが、男性にメイクをするのははじめてです。失敗しないか、ちょっと不安ですが、やらせていただきます!」
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■わくわくどきどき「メイク実験」開始
「アメコミの悪役」とよく称される記者。メイク配信で人気を集める美女の手で、はたして美しく変身することはできるのだろうか?
「男性にメイクするのははじめてですが、普段使っているより、やっぱり量が必要になりますね。顔の面積が全然広い。でもメイクのノリはいいですね。
まつげが長いので、これは化粧映えしそう。歌舞伎とか宝塚の役者って感じになってきてますね」
冷静な分析なのかそれとも悪口なのか、よくわからない実況をされながら、メイクは進んでいく……。
心なしか、段々様になってきたような…。
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■20分後、メイクアップ!
「これが…、あたし?」
思わず一人称もそれっぽく変わってしまった。
「服が男性物なので、それで違和感は多少ありますが、これ着物だったら完全に新宿二丁目のママって感じしませんか。
もともと眼力があるんですが、それがマイルドな感じになってます。肌感の仕上がりもいい感じで凹凸なくなっていますし、自分的には大成功かも」
今回、初のメイク体験だったが、化粧を施すことで肌の質感はこれほどまで変わるのかという驚きがあった。たしかに見栄えも良くなるので、女性がメイクをしはじめれば、それをやめられなくなる気持ちもわかる。
今よりもより綺麗になれるというのは男性でも嬉しいものだ。メイクをするのが当たり前の世界は、いつかは来るのかもしれない。しかし、そのために、自分にあったメイク道具や朝にメイク時間を確保する必要があり、そこが浸透する上でネックになっている可能性も。
性別の垣根なく「美しくなる」ことをポジティブに捉える。そんな世界に興味は生まれてこないだろうか?
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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ 取材協力:フリーモデル・ともーみ/ツイキャス)