リア充ほど不快に?飲食店で「料理の写真を撮る人」は迷惑か
近年はSNSにアップしたり友人に送ったりするために、飲食店で料理の写真を撮る人が多くなっている。しかし一方で、飲食店でのカメラ撮影は「マナー違反」だと批判する声も多く上がっている。
では、世間の評価はどうなのだろうか?
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■3割近い人が料理の写真を撮る人は「不快」
全国20代〜60代の男女1,365名に「飲食店で料理の写真を撮る人」について聞いたところ、約3割近い人が「不快」だと回答した。
料理の写真を撮らない側からすれば、シェアをするのに必死なって、いつまで経っても料理が食べられないという事態になる。
また写真を撮るシャッター音は、付近の人に「うるさい」と思われることも。飲食店で料理の写真を撮る際は、一緒にいる人や近隣のテーブルにも配慮したほうが良さそうだ。
■突出して高い年収層が…
また年収別で見ると、700〜1,000万円の人が突出して「料理の写真を撮る人が不快」だと感じやすい結果に。では、なぜ不快になるのか? 該当年収に当てはまる人に話を聞いてみた。
「面白いゲテモノ料理とかを食べたときに写真を撮るのはわかるんですが、いたって普通の料理を撮る意味がわからない…。普通のパスタの写真とかを撮って『どうするの?』って思います」(男性・28歳/税理士・年収800万円)
「人の写真を撮るのは思い出としてわかるんですが、なんでわざわざ料理の写真を撮って思い出にしようとするのか理由がわからないですね…。『美味しいね』と言い合えば、十分じゃないですか」(女性・30歳/歯科医師・年収700万円)
飲食店で料理の写真を撮る人の多くは、SNSに投稿したり友人に見せたりなど、いわゆるリア充アピールをするために行うだろう。
しかし年収700〜1,000万円の人たちは、金銭にゆとりのある真のリア充ともいえる。そして真のリア充は、わざわざ食べた料理を見せつけるなどリア充アピールをする必要がない。
そのため、料理写真を撮る人々の気持ちがわからず、不快に感じやすいのかもしれない。どちらにしても年収に関係なく約3人に1人が不快に感じるようなので、飲食店での写真撮影は気をつけたほうがいいだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:「全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)