都知事選前に知っておきたい「選挙にまつわるデータ」3選
本日14日、東京都知事選が告示され、選挙運動が開始した。そこで7月31日の投開票日までにぜひとも知っておきたい、選挙にまつわる調査データを3つ紹介しよう。
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①選挙に行きたくなくなる要因 第一位はまさかの…
選挙のたびに話題になるのが、その低い投票率だ。一体、なにが投票率を下げているのだろうか。全国の有権者1880名を対象に、もっとも選挙に行きたくなくなる要因をランキング形式で調査した。
その結果、1位に選ばれたのが選挙の制度や中身ではなく、投票日の天気の悪さだということが判明。日本や地元の未来を方向づける大事な選挙だが、有権者のそれに対する意識は、天気に負けてしまうほどのものだったのだろうか。
当日の天気が悪いことが想定される場合、期日前投票という選択肢もあるので、うまく活用しよう。
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■有権者が投票に行きたくなくなる要因ランキング 選挙の「中身」よりも…【衆院選2014】
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②選挙結果は投票することで責任を持てる?
2014年に行なわれた第47回衆議院選挙後に、編集部が「選挙結果の満足度」を調査したところによると、選挙結果に納得している人ほどきちんと投票していることがわかった。
前回の選挙で投票をせず、かつ今の政治に不満がある人は、自身の政治への納得感を高めるためにも、投票所まで足を運んだほうがよさそうだ。
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■【文句は投票してから】選挙結果に納得した人は28% でも納得派は投票率も高い?
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③若者の選挙離れの一因? 選挙に対する諦めの気持ちが…
若者の選挙離れが近年叫ばれているが、一般的に言われている「政治への関心が低くなっている」こと以外にも、どうやら要因がありそうだ。
編集部が全国の20代~60代の男女1347人を対象に調査したところ、「高齢化の進んだ今の日本では、結局年長者の意見が通ってしまうと思う」と回答した人は、全体の4割以上にのぼった。
この、「どうせ投票しても結局…」という諦念が、有権者の選挙に行く気持ちをそぐ一因となっていることは、間違いないだろう。
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都知事選は、東京の未来を占う大事なターニングポイント。選挙に対する当事者意識と客観的な判断が、有権者に求められる。
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(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年11月28日~12月1日/2016年2月19日~2016年2月22日/2015年3月31日~2015年4月20日
対象:全国20代~60代 男女計1880名(有効回答数)/全国20代~60代の男女1340名(有効回答数)/全国20代~60代男女88,321名(有効回答数)