あなたも突然そうなるかも?身近に潜む雨男・雨女の恐怖

2016/07/04 21:00


Victoria Avvacumova/iStock/Thinkstock
Victoria Avvacumova/iStock/Thinkstock

梅雨も折り返し地点だが、雨やどんよりと曇って蒸し暑い日が多く、憂鬱な気分になっている人も多いのでは。

とくに仕事や学校が休みの日に雨が降ると最悪で、予定が中止になることも。せっかくの休みが台無しになってしまっては、テンションが落ちる。できれば、晴天に恵まれて欲しいところだ。

しかし世の中には休日や重要なイベント予定日に必ず雨を呼ぶ、雨男・雨女が存在するらしい。そのような人々は「あいつがいるから雨が降ったんだ!」とまわりからいわれのない批判を受けてしまうこともあるようだ。



■雨男・雨女に腹を立てたことがある?

しらべぇ編集部では実態を調査すべく、全国の男女に「身近に雨男や雨女がいてムカついたことがあるか 」聞いてみた。

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結果、各世代で「ある」と答えた人は1割未満だったものの、経験のある人も確実に存在していることが判明。とくに20代女性は14%と割合が突出して高いことも明らかに。

20代女性はデートやスポーツなどアクティブに活動していると思われるだけに、雨で予定が崩れたことを悔やんでも悔やみきれず責任転嫁したくなるのかも。


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 ■関係者に話を聞いてみた

実際に雨女と揶揄されている女性に話を聞いてみた。

「わたしはコアな野球ファンなのですが、楽しみにしている試合の日には必ず雨が降るんです。試しに数えてみたら、大学、社会人、プロ野球すべてあわせると1年で8試合も中止に。雨が降っていない試合でも突然豪雨になったり。半ばネタで「雨降ってきた!」とTwitterでつぶやくと、「さすが」、「知ってた」などといわれる始末で…。


こういうことになったのは、じつは最近なんです。学生時代の修学旅行は小中高と全部晴れていましたし。だんだん冗談じゃ済まされない感じになっています。今では「雨降るから来ないで」とか、「仕事して」、「その日は中止だな」などと揶揄されて。結構辛いです。私にはなにも罪はないはずなのに…」(40代女性)


やはり雨女といわれることに困惑しているよう。一方で身近に雨男がいて腹が立つという男性にも話を聞くと…

「ものすごい雨男がいます。彼とは草野球チームで一緒なのですが、大会の日に必ず雨が降るんです。雨で中止になることなんてしょっちゅう。で、彼が来ない試合はきまって晴れる。


じつはその彼が今チームの監督になったんです。試合が始まると降ってきて、終わると雨が上がるんです。ちょっと腹立たしいですよ、やっぱり。好きで野球をやっているわけですから。本人には言えませんが、本当に彼のせいで雨ばっかり。チーム名を「レイニーブルー」に変えようか、なんて仲間と話してます」(20代男性)


どうやら雨男、雨女と呼ばれる人は、いわれなき誹謗中傷を受けているようだ。誰にでもそうなってしまう可能性があるうえ、自分では防ぎようがなく、非常に怖い現象と言える。

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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1358名(有効回答数)

調査
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