いつまでも20代の感覚?アラサー女子の現実が悲惨すぎる
アラサー独身女性の心を痛めつける『東京タラレバ娘』(東村アキコ著)を読んだ人もいるだろう。30歳を超えると女子ではなくなり、仕事でもプライベートでも20代の気分のままでいると取り返しがつかなくなってしまう。
アラサーは、女子ではなく「女性」。20代のころの「女子」の感覚のまま30代を過ごし、実際にとんでもない目にあった人もいるようだ。
しらべぇ取材班では、そのときの状況を3人の女性に聞くことができた。
①20代女子のままで仕事を続けてしまい…
「男性は女性が30代を超えたら、ビジネス上では女性扱いしてくれません。女性扱いする場合は愛人候補くらいです。それに20代後半に気づくか気づかないかで、大きく差が開いてしまいます。
かつては女性が大半の事務を担当していたのですが、20代のときには男性にも年上の女性社員にもちやほやされていて、大して仕事をしていませんでした。
現在、30代になって資格も専門スキルもない私は、どんどん窓際に追いやられています。他に転職先もないし、もっと考えておけばよかったと後悔しています」(30代女性)
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②本気の恋愛相手が見つからない
「20代のときは夜中にクラブに行って、ナンパされてを繰り返していました。ひどいときだと3股も平気でしてましたね。自分がモテると勘違いしていたのですが、20代後半から徐々に声をかけられなくなってしまいました。
結婚願望が強いので本気で結婚相手を探していても、まともな人はすでに他の誰かのものですし、独身者に出会ったとしてもどうも軽く見られてしまいます。
もっと真面目な恋愛経験を積んでおけばよかったです。結婚市場も恋愛市場もそう甘くはありませんね」(30代女性)
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③女子会ばかりやっている成れの果て
「高校生時代からつるんでいる女友達4人と、20代のときには週2以上女子会をしていました。『いい男がいない』という共通話題をキーワードに、ホテルのビュッフェや海外旅行など給与をほとんど贅沢な遊びに使っていました。
30歳近くになってくると、私たち以外の人は結婚をしていったり、海外で仕事をしたり起業したりと変わっていったのですが、相変わらず私たちは女子会ばっかり。
恋愛の仕方もわからず、仕事も現状維持で不安いっぱいですが、女子会で傷を舐め合っています」(30代女性)
アラサーになっても20代女子の気分のままでいると、マイペースに見えていた女性たちが実は計画的に行動していたことに気づくことになる。
このような結果になる前に、ビジネスもプライベートも20代のうちにしっかりと考えておくことが必要だ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)