友達とのやりとりに最もよく使うのは?LINEが勢力拡大中
一昔前は、友達とやりとりするには電話しか方法がなかった。それからポケベルやPHS、携帯電話が広がり、メールが主流に。そして今ではLINEやさまざまなSNSが誕生し、若い人を中心に爆発的な人気を得ている。
では、実際に友達と連絡する際にどの手段を使っているのか。しらべぇ編集部で調査してみた。
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■年代で全く違う!
今回はメール・電話・LINE・その他で調査を実施。その結果、各年代で愛用しているものが全く違うことが明らかに。
年齢が若いほどLINEの割合が増え、上がるほどメール・電話の割合が増えていく結果になった。
20代の電話利用者が5%を切っているのは衝撃だ。逆に60代では未だに3割近くが電話でやりとりをしているという。
また、40代以降はメール使用者が半数以上に。Windows95の登場によってパソコンが家庭に普及し、メールを使うようになったのが1995年前後。
ちょうど40代の人たちが20代になったときだ。そのためLINEに移行せず、馴染みが強いメールを今もやりとりに使うのだろう。
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■女性はLINEがお好き
じつは、どの年代でも女性のLINE愛用者は男性より多い。
20代では約半数が、60代でも1割以上がLINEを使っているのだ。
「スタンプが可愛いし、気軽に使える。一言だけ返しても怒られないし」(20代女性)
こうした、スタンプ機能とチャット形式特有の気軽さが受けているようだ。既読表示についても「メール届いてないよ?」なんて言い訳できないからいい、という声も。
ママたちには「情報共有の場」として使われている。
「ママ友との連絡は全部LINE。メールより連絡先交換が気軽になりました。グループ機能がありがたいですね、ちょっとした連絡事項も簡単に共有できます。ただ…ママ友いじめとかもあるっていうし、気を使いますね」(30代女性)
LINEのいいところに、グループでの会話があるだろう。ただ、その中で問題が起きたり、抜けたくても抜けられない…なんて問題も。
こんな意見もあった。
「LINEなら電話もできるし、娘や友達との連絡に使ってます。でも…やっぱり顔を見て喋りたいですね」(50代女性)
メールやLINEがあれば、離れていても気軽に連絡が取れる。でも一番は「直接会って話す」ことのようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1376名(有効回答数)