本当にみんな嫌いなの？「好きなCM」があるか調査してみた結果

テレビ離れやCM飛ばしと言われて久しいが、CM好感度などの話題がネットニュースの芸能記事カテゴリで、ランキング上位を賑わすことも多い。

本当はみんな、嫌いじゃなかったりして？　しらべえ編集部は全国の男女1,378人に、好きなテレビCMがあるか調査を実施した。

■意外と大差はつかず

「好きなCMがある」と回答した人は、41.0％。半数には達しなかったが、多くの人がCMを楽しんでいることがわかった。

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■若者はやはりテレビ離れか

しかし、年代別の調査結果を改めて見てみると

20代は平均より10ポイントほど低く、過半数を超えた年代は50代と60代の女性のみという結果に。

一般的にテレビのリアルタイム視聴の割合が低いといわれる20代は、CMを楽しむ機会が少ないようだ。

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■人気の携帯キャリアCMにライバル登場

「好きなCMがある」と回答した人に、具体的に好きなテレビCMを聞いたところ、数多く挙げられたのは、やはり人気の「au 三太郎」「ソフトバンク 白戸家」シリーズ。

「auの三太郎のCMがそれぞれのキャラクターと合っていて楽しい。印象に残る」（40代・女性）

「ソフトバンクのお父さん犬のCM。かわいい」（50代・女性）

「ソフトバンクの白戸家シリーズ、auの三太郎シリーズ。双方とも面白く、時々笑えるストーリーがあるから」（20代・男性）

そこへ同じく携帯キャリアから「Y!モバイル ふてニャン」も、健闘した。

「ヤフーモバイルのCM。知らない時代であるが80年代をイメージしているのが、とても新鮮に感じる」（20代・男性）

「ワイモバイルのCM。人気者のぶさかわいいアイドル猫が好きなので、毎回注目して見ています」（50代・女性）

しかし「ふてニャン」以上に、人気シリーズに肉薄したのは、2016年10月のCM好感度ランキングでも「三太郎」に次いで2位を獲得した「Amazonプライム」のあのCMだ。

「アマゾン。イヌと赤ちゃんが可愛い」（30代・男性）

「アマゾンプライムの赤ちゃんと犬とライオンのぬいぐるみが出ているCM。犬に対して『よかったね』と言ってあげたくなる」（50代・女性）

もうひとつ目を引いたのは、商品CMなのに、登場人物が商品を食べているシーンが、いつまでたっても出てこない…という、まさかの展開をみせる作品。

「ラ王…続きが気になる。西島さんに食べさせてやりたい」（30代・女性）

西島秀俊が「ラ王」を食べられる日が来るのか？　気になっている人が多い模様。

録画した番組を観る時も、たまにはCMを飛ばさずに、おもしろがったり、ほっこりしたり、気になる続きをチェックするのも楽しそうだ。

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（取材・文／しらべぇ編集部・くはたみほ）

【調査概要】 方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年10月21日～2016年10月24日
対象：全国20代～60代の男女有職者686名（有効回答数）