ネット情報をすぐに信じて大丈夫?過去には逮捕者も
検索すればすぐに情報が見つかり、ニュースもWEBサイトでチェックできる便利な時代。SNSを使っている人であれば、知り合いからいろんな情報を手に入れることができる。
しかし、中には間違っていたり、人を騙して楽しむ「釣り」「デマ」も混じっているのがネットの情報だ。何が正しいのか、自分でしっかり確認する必要がある。
それでも「ネットに載ってたから正しい!」と考える人もいるはず。では、みんなネットの情報をどう思っているのか。
■信じる女性が多数
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,365名に調査した結果、「すぐに信じてしまう」と答えたのは17.6%。そのまま鵜呑みにしている人は案外少ないようだ。
注目したいのが、その男女差。
60代で割合が少し落ちるが、全年代で女性のほうが高いのだ。4〜5人に1人はネット情報をそのまま「真実」と受け止めてる…と考えると、ちょっと怖い。
では、どんな「デマ」があるのだろうか。
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■どんな「デマ」が?
①ジョークのつもりが…
「iPhoneを電子レンジにかけると充電できる」
など、ちょっと知識があれば冗談だろうと判断できるが、全く知らない人は「そうなのか!」と思い込んでしまうことも。
②真実だと信じ込んでいる? 「拡散希望」
「拡散希望! 〇〇で勤めてる人から聞いたんですけど…」
といった、その情報元本当にいるの? と疑いたくなる拡散希望。
特にTwitterでよく見かけるが、拡散希望とついているツイートの情報は信じるな、と言われるほどにデマの率が高い。
③偽の訃報
「〇〇が亡くなったらしい」
悪質だが、人の死に関して嘘をつく人がいるのだ。
過去にも多くの有名人が「交通事故で死んだ」「病死した」などと勝手に言われ、本人や周囲が否定する騒ぎが起きている。
そのせいで本当の訃報が流れた時に、「デマでは?」など混乱してしまうことも。
②震災関連
悲しいことに、震災が起きるたびにネットではデマが出回る。熊本地震の時にもこうした「嘘情報」が大量に登場。
「遊園地からライオンが逃げた」などとTwitterで嘘をついた男性は、のちに逮捕されている。
ネット上には有益な情報もたくさんある。新しいことを知りたければ、テレビや新聞よりも早くキャッチできるだろう。
しかし、こうした「間違った」情報かもしれない…と、念のため疑うことも必要だ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)