年末年始のテレビも通常放送にしてくれ!自営業の人が悲痛な叫び
今年も残すところあと3日程度。待望の年末年始休暇に突入し、明日からはふるさとや海外で新年を迎えようとする客で公共交通機関や高速道路が混雑することだろう。
一方でひたすら食べて寝てテレビをみる生活を予定している人も多い。年末は民放各局がこぞってスペシャル番組を放送するため「みたい番組が目白押し」状態。
テレビが楽しすぎて外に出られない! という悲鳴も。
その陰で、特番よりも普段みている番組を淡々と放送してもらうほうが落ち着くという声もあるようだ。
■年末年始は通常放送にするべき?
そこでしらべぇ編集部では全国の20代から60代の男女1362名に年末年始の特番について意識調査を実施。
結果、60代以上の男女5割が通常通りの放送を望んでいることが判明。逆に20代は割合が低く、派手な特別番組で楽しみたいと考えているようだ。
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■職業別に見てみると…
通常通りの放送を望んでいる人を職業別に見てみよう。
自営や会社経営者の割合が高く、会社員や公務員は低いことがわかる。
平日に家や仕事場でもテレビを視聴できる環境の置かれている人ほど、なんとなくテレビをつけて時計代わりに使っている人も多いだけに、このような結果になったのだろうか。
あるいは、年末年始など関係なく仕事に従事しており、特番をみて「浮かれてんじゃねえ」と激怒しているのかもしれない。
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■通常通りを望む人に話を聞いた
特番に嫌気を感じているというSさんに話を聞いた。
「わたしは自営業でほぼ365日仕事をしているので、休みはほとんどありません。年末年始の浮かれた特別番組をみるたびに、『世間様はのんきでいいな』と感じる。
それに、いつもの時間にいつもの番組が放送されていないから、調子が狂うんですよね。たとえば『ヒルナンデス』が始まったから昼飯を食べようとか、『5時に夢中』の時間になったらそろそろ夕食の準備とか。
特番が続くと、なにがなんだかわからなくて『今何時?』となる。もちろん年末年始は通常の帯番組に出演している人間が休むために放送されている側面もあるので仕方ないとは思うのですが、もう少しいつもの番組を放送する割合を増やして欲しいなあと思います」
年末年始に日常を求めるか、非日常を望むのか。なかなか難しい判断である。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代~60代の男女1362名(有効回答数)