SMAP解散で減った売上を補填?関ジャニ公演に客を入れすぎと不満の声
ジャニヲタ歴30年ライター、ナンシー関ヶ原です。
KAT-TUNやSMAPのコンサートが中止になったり、年末のSMAPテレビ出演がなくなったりと、年間の売り上げが大幅に落ちたであろうジャニーズ事務所。
活動中のグループにたくさん働かせて、減った売り上げを補填しようとしているのでは? との声が上がっています。
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■客を詰め込みすぎてステージが見えない人が続出
関ジャニ∞は12月から5大ドームツアーをスタートさせています。ドームツアーを始めてから数年、今年はじめて360度ステージを取り入れました。
通常の関ジャニ∞コンサートだと大きなメインステージが一番奥にあり、アリーナ席もスタンド席もみんなメインステージを向いて座る構成です。
今回はドームの真ん中に円形メインステージを設置。放射状に作られた花道の先に小さなステージができました。
しかし、アリーナ席からステージの位置が高すぎて、メインステージの反対側にある花道や小さなステージがまったく見えない状況になり不満の声があふれました。
あくまで私の意見です。360度って分かった時から言ってるけど、アリーナ席にとっては360度と言う名の180度な上に、自分と反対側の180度なんて全く見えないし。いや、、なんならエイターにとっては360度も180度でしかないのですが…。
— よー (@k8_yke) December 18, 2016
コンサートのMCで丸山隆平くんがSNSでエゴサーチをしていると発言。
ファンたちはツイッターで「#丸山隆平エゴサ用」などのハッシュタグを作り、丸山君を通して360度ステージを改善してもらえるよう必死でツイートを始めました。
まるちゃんへ
360度ステージすごくいいけど、バンドの時とか正面以外だと見えにくいので、演奏中ステージが回転してくれたら嬉しいです!今回は無理だと思うけど次回360度があるときはぜひ!スクリーンあるけど、せっかくだから肉眼でみたいのです!#関ジャニ∞ #マルちゃんエゴサ用— よん (@yon_infinity) December 17, 2016
バンド演奏時は同じ方向しか向いておらず、東京ドームの半分のお客さんは、ずっとメンバーのお尻を見る羽目に。
なぜこんなステージ構成にしたのでしょうか。会場にいたファン(30代・女性・会社員)に聞いてみると…
「360度ステージだと、アリーナにたくさん人が入るって聞きます。東京ドームで普通のステージ構成だと5万人動員ですが、これだと6万人入るらしいですよ」
SMAPとKAT-TUNのコンサートが中止になり、嵐はその穴埋めなのか東京ドームでいつもより多くコンサートをします。
関ジャニ∞も、もしかしたらSMAPのしりぬぐいで。各回1万人ずつ観客を増やす寿司詰めコンサートが意図的に企画されたのかもしれません。
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■メンバーの作詞作曲で楽曲制作費も抑える?
毎年冬のコンサートツアーに合わせて、アルバムを作ってきた関ジャニ∞。
しかし、今回はアルバムを出しませんでした。最近は、ジャニーズがアルバムを作るときは収録する曲の何倍もの数を作って選定するのが通例。
アルバムを作るにはそれだけでたくさんの予算がかかります。もしかしたら、今回は作詞作曲する依頼費用をおさえるためアルバムを出さなかったのでしょうか。
アルバムが作れなかった分の穴埋めなのか、アコースティックで関ジャニ∞メンバーが楽器を生演奏して古い曲を歌うコーナーが今回のツアーではあります。
曲は毎回変わりファンにとっては楽しみな要素ですが、古い歌を使いまわして制作コストをカットしているともいえるでしょう。
関ジャニ∞が潤沢な予算を使ってアルバムを作れる日はくるのでしょうか。余計な心配をしてしまいます。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ナンシー関ヶ原)