40代でも3割が「親からの干渉」 アレをきっかけに開放された人も
いくつになっても、親が子を思うのは当然だ。ただそれが過剰だと、子供にとっては負担になってくる。
しらべぇ編集部では、全員20〜30代の男女1,365名に「親との関係について」の調査を実施。その結果、24.8%が「親がいまだに干渉してくる」と回答した。
■40代まで親からの干渉が続く?
男女、年代別では、20代女性が一番多い割合に。
年頃の女性を心配する親の気持ちは当然だが、それをわずらわしく思うのもこの年代だ。
また全体で見ると男女ともに、40代までが3割を超えている。20代はまだしも、40代はかなりいい大人。さすがに、干渉をされるのはきついのではないか。
「結婚もせず実家暮らしなので、今でも変わらないあつかいですね。外出するとなったら、『どこにいくの? 誰と?』といろいろ聞いてくるし。ただ私もあまり家事をしないし、甘えている部分も多い」(40代女性)
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■結婚が転換期になる人も
結婚をしているかどうかで見ると、非常に納得できる結果である。
結婚をしている人は2割を切るのに対し、結婚をしている人は3割を超えている。結婚は新しい家族を作ることであり、親も子供が自分の手を離れたと感じる出来事なのだろう。
「うちの親は昔からうるさかったから、今でもいろいろ言いたいと思います。ただ結婚をして子供を持つと、今までのようはいかないので。ものすごい毒親なら、妻にまで干渉するかもしれませんが」(30歳男性)
親の干渉を、次のようにとらえている人もいる。
「干渉が嫌なので文句を言うと、『親が子供を心配するのは当然だ』と言われる。でも心配しているのではなく、自分の思い通りにしないことに怒っているだけ。都合のいい言葉を使って、束縛するのはやめて欲しい」(20代女性)
生涯独身でいる人が増えつづける中、いつまでも親からの干渉を感じる人たちはさらに増えそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代~60代の男女1,365名 (有効回答数)