スタイリスト直伝!男のおしゃれは「靴下」で差がつく
こんにちは、スタイリストの久保田(フランソワ)です。
男性の皆さんが服を選んだり買ったりする際に、つい後回しにしてしまいがちな「靴下」。実はこれ、あなたの印象を大きく変える非常に重要なアイテムなんです。
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◼他人から結構見られてます
「靴下なんて安売りのやつでいいや」
とばかりに、適当な色柄の靴下をまとめ買いしていませんか? そして、洗濯の済んだものから順になんとなく履いていく。あなたの雑なその行動、目端のきく女子達には間違いなくチェックされてます。
特別オシャレな服装でなくても、靴下等の小物にさえちゃんと気を使っていれば、それだけでひと味違った男の魅力を出すことができるのです。
反対に、居酒屋で靴を脱いだら爪先やかかとに穴が開きそうな靴下だった…なんて男はどれだけ良い服を着ていても台無しです。
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◼今すぐ新調すべきオススメ靴下
3足1,000円の靴下でもしっかり選べば充分使えますが、せっかくなので1足1,200円くらいの靴下もぜひ履いてみましょう。
色柄の選び方ですが、お手持ちの服装とのバランスを考え出すときりがないので、まずはどんな服装にでも合わせやすくかつ好感度の高い靴下をお教えします。
①チャコールグレー、ネイビー
グレーは意外と難しく、明るさによっては悪目立ちしてしまいます。そこで万能なのがチャコールグレー、すなわち濃いめのグレー。
これならジーパン、チノパン、黒パンツ、ネイビーパンツとどんなパンツにも合わせやすく、どこでも売ってるので買いやすいです。ポイントは、あまり薄い生地のものは避けること。おじさん臭さが出てしまいます。
黒の靴下はスーツや冠婚葬祭を思わせるため、私服には取り入れない方が無難です。それより少しだけ明るく、爽やかさのあるネイビーが良いでしょう。これも色々な服&靴に合わせやすく、女子ウケも良い色です。
②白
「そんな普通の色じゃつまんない」というのであれば、白の無地がオススメ。ちょっと前までは学生みたいで敬遠されがちだった白ですが、最近はかなり幅広い層にオシャレ靴下として受け入れられつつあります。
実はこれもどんな服にも合う万能色ですが、服装もそれなりにオシャレしたときに履かないと「あえての白」ではなく「ダサい人の白」に見られてしまうからやや注意が必要です。
③ボーダー>ストライプ>チェック>水玉
無地パンツをはくときは、柄の靴下も良いでしょう。オススメの柄はボーダー、それもあまりカラフル過ぎないものです。
これならほどほどの自己主張があり、かといってストライプやチェックほどイキってないからちょうどよいオシャレ加減です。
縦縞ストライプの靴下もとてもステキですが、私服にしてはややキッチリした印象になるので、トラッド系ファッションやスーツ、革靴に合わせるならありですね。
チェック、水玉は合わせ方次第では微妙になってしまうので、オシャレ中級者以上向けでしょうか。
④無敵のアーガイルチェック
チェックといってもアーガイルチェックは別物で、これはどんな服にも誰にでも似合う優れものです。上品さがありながら、ジーパンやスニーカー等のカジュアルアイテムとの相性も良いのでぜひ試してみてください。
ポイントをまとめると、とにかく「靴下だけが目立ちすぎないように」 すること。つまり地味過ぎず、派手過ぎず、ボロ過ぎない靴下を履くことが重要です。
慣れるまでは思いのほか難しいのが靴下選び、でも靴下なら2,000円も出せばかなり良いものが手に入ります。服にお金はかけられなくても、靴下で差をつけてみてはいかがでしょうか。
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(文/久保田フランソワ)