静岡なのに「京風おでん」を出す店のチーズおでんが激ウマ
おすすめのおでん!
数ある煮込み料理のなかでも、多くの日本人に愛されている国民食「おでん」。 なかでも「静岡おでん」は、濃口醤油と牛すじベースでだし汁を味付けをしており、真っ黒なスープが特徴。 黒はんぺんや竹串に刺さった具の数々を、おやつ代わりに食べる人もいるという。 そんな「静岡おでん激戦区」で、一風変わったおでん屋があると聞きつけ、さっそく取材へ。
画像をもっと見る■駅から徒歩5分
静岡駅より徒歩5分の「十千花前」。 店内は、広々としたカウンターで賑わっている。 定番の「糸こんにゃく」や「大根」といった具材が書かれたメニューのなかに、注意書きとしてさりげなく「静岡おでんとは一線を画す極上京風おでんです」と書かれている。 なんと、この店は静岡駅から徒歩圏内にありながら「静岡おでん」ではなく「京風おでん」が出てくるのだ。 数あるメニューの中から、記者オススメをご紹介しよう。
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①トマト(350円)
焼津直送の鰹節と、皇室献上品の北海道産昆布を使用したという品の良い透明なダシ汁が、真っ赤なトマトに優しく注がれている。 ダシ汁の優しい甘みに、丁寧に皮が剥かれたトマトの酸味が重なってジューシー。 優しく切り崩すと、トマトの内側のゼリー状の部分が出てきて香りが広がる。トマトだけでなく、汁も丸ごと飲み干してしまうほどの旨さだ。
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②カマンベールチーズ(580円)
こちらは、世にも珍しいチーズを煮込んだおでん。 澄んだスープに、チーズの油が溶け出していてまろやか。 箸でつまむと、トロッと光り輝き、しずる感たっぷり。 鰹や昆布の旨みと、カマンベールの味わいが程良い和洋折衷で相性バツグン。日本酒がすすむメニューだ。
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③大根
こちらは定番の「大根」。柔らかく煮込まれており、口のなかで優しく溶けていく。 静岡にいながら、関西の風を感じることのできる「京風おでん屋」。気になる人はぜひ行ってみては? 【十千花前】 住所:静岡県静岡市駿河区南町3-2 営業時間:17:00~24:00 定休日:12/31〜1/3 ・あわせて読みたい→人気コンビニ3社を徹底検証! 「おでん」食べ比べランキング (文/しらべぇ編集部・大木亜希子)
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)