もうおこったゾウ!機嫌の悪い象が道路を封鎖するハプニング
南アフリカの路上で突如発生した交通渋滞の原因は、道の真ん中に鎮座して動こうとしない一頭のゾウ。
足止めをくってしまった人々は仕方がないからゾウ撮影タイム。レンジャーが出動するも無理やりどかせるわけにもいかず、一体どうすりゃいいんだゾウ。
■機嫌の悪いゾウが道路を封鎖
カメラに映っているのは南アフリカの野生動物保護区での一幕。まっすぐに伸びた道路のど真ん中を、なにやら怒った様子のゾウが通せんぼしているようだ。
怒っている原因は、ゾウのナワバリを横切るように走っている車たちの存在だろうか。レンジャーたちが道の外へ戻るように促しても、車めがけて突進してくるのでうかつに近寄ることもできない。
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■追い払うのも命懸け
他の小型・中型の動物ならいざ知らず、相手は陸上動物最大を誇るゾウ。種として保護されているのはもちろんのこと、そもそも生身の人間が勝てる相手ではない。下手をしたら車ごとペチャンコである。
仕方がないのでレンジャーたちがなんとかしてゾウを保護区に戻そうとする間、道路にはプチ渋滞が発生。暇を持て余したドライバーたちは思い思いにゾウを見物したり、遠巻きから撮影していたようだ。
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■ゾウ渋滞は大変そう
やがて、周りをちょこまかと動き回る小さな生き物の存在にも飽きたのか、ゾウは自ら保護区へ戻っていった。
かなり遠くからの撮影とはいえ、車のサイズを遥かに超える巨体は威圧感たっぷりで、そこへ近づくレンジャーたちは一歩間違えたら命を落としかねない。
幸い今回は怪我人など出なかったようで何よりだが、こんな風に日常的にゾウに振り回される交通状況というのもいささか大変そうである。
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)