福島DASH村の柴犬「北登」が逝去…視聴者から悲しみの声
26日放送の『ザ!鉄腕DASH!』は、2時間スペシャル。「DASH島」「DASH海岸」などの人気コーナーが放送された。
その中で、番組の最後に残念な話題が流れ、視聴者に悲しみが広がっている。
■柴犬「北登」が逝去
その悲しい話題は、福島DASH村で若き日のTOKIOメンバーと時を過ごしていた柴犬・北登の死。昨年9月に16歳になった北登が、亡くなったという。
北登は2001年、村に犬小屋が完成した際に迎えられ、長きにわたりシンボル的存在として親しまれる。
番組初期には脱走することが多く、俊足松岡が全力で追いかける場面も。その元気と愛くるしい姿は、視聴者に癒やしを与えていた。
東日本大震災発生後は東京に移住。スタッフの知人に引き取られ静かに暮らしていたが、昨年12月ごろから体力が衰えはじめ、2月16日に残念ながら他界。番組ではメンバーとの「思い出の場面」が放送され、静かに冥福が祈られた。
その様子に、ネット民からも悲しみの声が続出。
DASHのハッシュタグトレンドに入ってたから見たら北登のこと書いてあった。。。
亡くなったんだね・・・・。好きだったな。
長生きしたね16才。
ゆっくり休んでね北登(/_;)— 燐斗 (@Angelboy416) March 26, 2017
大河見ててDASH見てなかったから、今北登の訃報を知った。明雄さんだけでなく北登も、DASH村には帰れなかったね…。寂しい……(´;ω;`)
— がじゅまる (@gajumaru_tree) March 26, 2017
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■ペットロスからの切り替えには時間が
今回TOKIOメンバーからのコメントはなかったが、時間を見つけて北登に会いに行く様子が放送されており、大きなショックを受けているものと思われる。
ペットは家族の一員であることから、亡くなったあと「ロス」に陥ってしまうことがある。しらべぇ編集部が全国の20代から60代のペットを飼ったことがある人762名に、「今飼っているペットが亡くなっても、すぐに次を飼える」か聞いてみたところ、「飼える」と答えた人は、わずか16.8%。
やはり「家族」であるだけに、ロスまではいかなくとも、気持ちを切り替えるには時間がかかる人がほとんどのようだ。
それは北登も同様。代わりになる存在はいないだけに、メンバーのショックも計り知れないものがあるだろう。
「新宿DASH」の畑は、「北登が再び土の匂いを嗅ぎ、草木とたわむれることのできるスペースを作りたい」という目的から作られた場所。
現在畑は福島DASH村の副村長で2014年に他界した昭雄さんの残した種から、本葉が出始めた状態。
残念ながら北登は亡くなってしまったが、両者の意思を継ぎ、緑と動物が共生できる素晴らしい場所を作り上げてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代のペットを飼ったことがある男女762名 (有効回答数)