「欲しいものがない!」 コンビニの品揃えにキレてドアを破壊した男に呆れ声
神奈川県平塚市のコンビニで品揃えの薄さにキレた46歳の男がドアを破壊して逮捕
食料から生活必需品まで、あらゆるものが揃うことが「当たり前」となっているコンビニエンスストア。商品のバリエーションが豊富であることが、最大のウリだろう。
しかし、商品が売れてしまって補充が間に合わない場合は、欲しいものが陳列されていないこともある。
そのような場合、「買いたいものがないじゃないか」と感じても、最後は「仕方がない」と割り切るはず。ところがそんな状況で怒りを爆発させ、店を壊して逮捕されるという事件が発生した。
■欲しいものがないことに怒り犯行に及ぶ
事件が発生したのは、神奈川県西部の平塚市。46歳の男が19時50分コンビニに入店したが、品揃えが手薄になっている時間だったようで、欲しい商品が見つからなかったという。
男はイラつき、あろうことか出入り口のガラス製のドアを蹴って破壊。そのまま逃走したが、防犯カメラの映像から特定され、御用となった。
取り調べに対し男は犯行動機について、「ほしいものがなくてイライラしてやった。壊すつもりはなかった」などと供述。
46歳ともあろう男が「コンビニに欲しいものがない」だけでガラスを破壊する事件に
・気持ちはわかるけど物にあたるなよ
・欲しいものがないのはよくあることだろ
・大人として終わってる
・40代にもなってなにをしているんだ
など、怒りや呆れの声が広がっている。
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■「客は神様だ」と思っていた?
コンビニエンスストアの商品は定期的にトラックによって運ばれるが、商品が売れてしまえば、到着するまで「品切れ」状態になる。
不満を感じるのは仕方がないだろうが、やはり我慢すべきこと。しかしこの男は「来てやったのに、欲しいものがないのは何事だ」と、このような暴挙に出たのではないだろうか。
ちなみに、しらべぇ編集部が全国の20代〜60代の男女1,365名に店員への態度について調査したところ、「お客様は神様だから偉そうにしてもいい」と答えた人は6.3%。
紳士的に振る舞うべきと考える人が圧倒的に多いが、ごく一部に「客は神様だから偉そうにしてもいい」と考えている人が存在しているのだ。
言語道断な今回の事件。品揃えが悪いのは不可抗力であり、不満だからと物にあたるのは幼稚すぎると言わざるをえない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)