大阪のおばちゃんの飴配り率が判明 知らない人にまであげる理由とは
友人や職場仲間だけでなく、知らない人にまで飴を配る。
「大阪のおばちゃんは飴を配る」イメージは、すっかり全国的にも広まっている。ならば他の地域の人たちよりも、大阪には飴を配るおばちゃんが多いのか気になるところ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,328名に「おばちゃんとの交流について」の調査を実施。
全体では56.5%の人が、「おばちゃんから飴をもらったことがある」と回答。全国各地で、おばちゃんは飴を配っているようである。
■関西での高い「飴配り率」
都道府県別では、次のような結果である。
京都が大阪より多いのは意外であるが、やはり関西勢が東京を大きく引き離しているのだ。大阪のおばちゃんは、どのようなところで飴を配っているのだろうか。
「バイト先のおばちゃんから、仕事終わりに必ず飴をもらう。それをなめながら電車に揺られるのが、バイト帰りの習慣になった」(20代・女性)
「法事で親戚が集まったときの空き時間に、おばちゃんの『飴ちゃん交換会』が始まった。中には数種類の飴を持っているおばちゃんもいて、『奥が深いんだな』と感じた」(20代・男性)
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■知らないおばちゃんから飴
大阪のおばちゃんが飴を配る相手は、友人や知人にとどまらない。
「大阪観光でお笑いを観に行ったとき、隣の席に座った地元のおばちゃんが飴をくれた。知らない人からもらったものだから、怖くて食べられなかったけど」(30代・女性)
他の地域から来ている人にとっては奇妙な行為のようだが、大阪に住む人にとっては日常だという。
「知らないおばちゃんから絡まれるのは、大阪ではよくあること。飴をくれるってことは好意があるってことだから、ありがたくもらっておけばいい」(30代・男性)
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■お菓子の中でもなぜ飴か
しかし数あるお菓子の中でも、なぜ飴なのだろうか。
「飴は個別包装になっているので、配りやすいからじゃないかな」(40代・女性)
チョコは溶け、クッキーやせんべいは割れる。飴は持ち歩くにも、確かにちょうどいいお菓子だ。また町工場や倉庫には、おばちゃんのパートが多い。仕事をしながら食べるには、飴が最適なのかも。
大阪のおばちゃんにとって飴は、コミュニケーションツールのひとつなのだろう。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,328名 (有効回答数)