「世の中はすべてお金」だと思う? 男女の価値観の差がリアルすぎる
「世の中はすべてお金」はホント? 世間のリアルな本音は…。
生きていくうえで欠かせない「お金」は生活を豊かにする一方で、トラブルの原因となることも珍しくない。中には「世の中はお金がすべて」と考える人もいるだろう。
しらべぇ編集部は全国20〜60代の男女1,353名に「世の中はお金だと思うか」について意識調査を実施した。
■女性のほうが「お金」にシビア?
その結果、「そうだ」27.9%、「どちらかといえばそうだ」42.4%、「あまりそう思わない」22.7%、「そう思わない」7.0%と「お金だと思う派」が7割を超えた。大半の人はお金を重視しているようだ。
「お金だと思う派」について男女・年代別で比較すると…
男性66.2%、女性74.2%と女性が8ポイントほど上回った。
年代で比較しても、どの年代でも女性のほうがお金を意識している。もっともお金への感心が強いのは20代女性で8割を超える結果に。服や化粧、アクセサリーなどに関心がありながらも、年齢の問題から収入が物欲に伴わない場合もあるだろう。そういったときに「お金がほしい」と強く思うのだろうか。
一方、男性は20代がもっとも低く約6割。20代女性と比較するとその差は約24ポイントにもおよぶ。もしかすると20代同士のカップルでは、お金に対する意識の差からいざこざが多いのかもしれない。
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■お金があれば対人関係もスムーズ?
しらべぇ取材班は直接話を聞くことに。
「結局は世の中の争いのほとんどがお金で解決できる。お金をもっていれば働かなくて済むし、そうすれば家事も手伝えるし、子供にもきちんと教育できる。満員電車にも乗らなくて済む。奢る奢らないの面倒な問題も避けることができますし、金銭的な余裕が対人関係でもうまくいくケースは多いと思います」(20代・男性)
「お金がなくても面白いモノや人と触れあえば楽しいです。ある程度のお金は必要ですが、それが世の中のすべてだとは思わないです。『世の中はすべてお金』と言う人がいたらさみしい人なのかなと感じますね」(60代・女性)
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■「コミケ経験者」の8割がお金を重視
また、「世の中はお金だと思う」と回答した人の特徴をまとめると…
「コミケに行ったことがある」が8割を超える結果に。自分の趣味を最大限に楽しむためには「お金はあればあるほどいい」という考えなのかもしれない。
また「ギャンブル好き」も8割超え。お金が好きだからこそギャンブルにハマり、その結果に一喜一憂する。それもまた、お金が価値観の大部分を占めているからなのかも。
愛や友情などの人間関係のさみしさは、お金では埋めることができないと言われがち。しかし、大半の人はそれでもお金が世の中の大部分を占めていると考えているようだ。だからこそ、くれぐれも金銭トラブルには巻き込まれないようにもしたい。
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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)
対象:全国20代~60代の男女1353名(有効回答数)