有吉弘行、スベったことを他人のせいにする若手に「そういう逃げ方するんだ」

有吉弘行が自身のラジオで、スベった若手芸人の対応について話した。

お笑い芸人にとって「スベる」ことは宿命ともいえる。とはいえ、プライドからそれを受け入れることができず、ときには周りに責任をなすりつけることもあるだろう。

このことについて、18日放送の『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)での有吉弘行(43)の持論が話題になっている。



 

■スベった若手の言い訳に笑う

有吉は「なんか誰もが通る道っちゃ道だし、自分の中でそういうことやっちゃう時期が必ず若い時分はとくにあるんだけど…」と、若手芸人と共演した際のエピソードを話す。

収録中に「めちゃくちゃスベった」という若手芸人は、しーんとした空気に耐えかねて「いや、なんですかこの空気! ちょっと何ですかこの企画、イジメじゃないですか!」と、自らがスベったことを必死にカバーしようとしていたのだという。

スベった若手芸人の名前は挙げなかったが、有吉は「違う、違う、お前の腕だよ。うわあ、そういう逃げ方するんだっていうのを久しぶりに見た」と思わず笑ってしまったようだ。


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■「スベったらすべては自分のせい」

さらに「世代変わっても変わらないんだな。我々特有のもんじゃないんだな」と振り返った有吉。

こういったスベりからの自己防衛の流れは、有吉を含めた芸人たちが皆通る道だとし、「スベったらすべては自分のせいだな」「私のせいです。失礼いたしました」と受け入れられるようになれるよう。そして、ある時期から達観してくると明かす。

自身の経験から、スベった若手芸人に微笑ましく思いながらも「それ、一番ダメなんだぞって」と思ったと語った。


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■言い訳されると許す気持ちがなくなる?

照れ隠しかプライドからか、必死に場を取り繕おうとした若手芸人だが、結果的に「言い訳」によって見苦しい結果となったようだ。その様子を微笑ましく思った有吉だが、人によってはイラッとする場合もあるだろう。

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,348名に「言い訳」について調査したところ、3割以上が「言い訳されると許す気持ちがなくなる」と回答した。

男女で比較すると、女性のほうが12ポイント「許さない派」が多いことがわかった。


どんなベテランでもスベることはある。だからこそ、スベったときの所作の美しさが芸人には求められるのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん イラスト/ミキシマ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代の男女1,348名

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