監督に目をつけられ「ハマる」 関東学生連盟の陳述に「酷すぎる」「涙出た…」
「悪質タックル」の問題をうけて、関東学生連盟が内田前監督と井上前コーチを除名処分とすることを公表
しらべぇでも連日報じている、今月6日の学生アメリカンフットボールの試合で、悪質なタックルが行われた問題。
29日に、関東学生連盟が会見を行い、日本大学アメリカンフットボール部の内田正人前監督、井上奨コーチの両名を、「永久追放」に相当する「除名処分」とした。
■内田前監督を「指導者失格」と断罪
関東学生連盟は29日、臨時理事会を開き、関係者への処分について協議した。調査を行った同学連の規律委員会は、「悪質なタックル」は内田正人前監督(62)と、井上奨前コーチ(29)の指示のもとで行われたものと認定。
また、反則行為を淡々と見守る両名の様子も、試合の映像から確認されたという。
両名には、「永久追放」に相当する最も重い処分である「除名処分」としたことを公表。守備を統括する立場にあった森琢ヘッドコーチについても、除名に次いで重い「資格剥奪」との処分を下した。
なお、悪質なタックルをした日大・宮川泰介選手(20)と日大フェニックスについては、条件付きで2018年シーズン終了まで公式試合の出場停止処分となる。
この調査は、関係者約20名へのヒアリングや、試合の動画や、独自ルートで入手した音声記録による判定を元に行われたという。
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■真実を追求した学生連盟の「気迫」に称賛
これまで、日大側の不誠実な対応や、まるで中身のない謎会見が物議を醸していた中、関東学生連盟の真実を白日の下にさらす会見内容に、世論は称賛。
インターネット上では、情景が浮かんでくるような丁寧で細やかな説明や、真実を追求したその「気迫」を賞賛する声が相次いでいる。
https://twitter.com/ikasanw1/status/1001444987937017856
https://twitter.com/spec_tommy/status/1001447795448926209
関東学生連盟の調査が素晴らしいですね。
選手、審判、コーチ、観客の発言や映像等を徹底的に検証してくれたという印象を受けます。#アベプラ— LEO (@shibainu_leo) May 29, 2018
誰かに忖度することなく、理路整然と述べられた調査結果と監督らの重い処分に、「スッキリした」との声が続出。