「セクハラは潤滑油」、一般人の忖度なしセクハラ論に加藤浩次唸る
『出張! 加藤浩次の1億総コメンテーター』で一般人にセクハラ問題をコメントしてもらった結果、加藤浩次も唸る意見が続出!
かつて狂犬と呼ばれ、荒くれた芸風で笑いを生み出してきた極楽とんぼ・加藤浩次(49)だが、近年は朝の情報番組で司会を務める有識者として発する、キレのあるコメントも高い評価を受けている。
そんな加藤が、17日放送『出張! 加藤浩次の1億総コメンテーター』(日本テレビ系)に出演。街に飛び出し「街角コメンテーター」と設定した一般人にセクハラ問題を問いかけた。
■忖度なしのコメンテーター
「コメンテーターの忖度が多い。自分も含めて保身に走って、意味がない」と憤る加藤が、街行く一般人「街角コメンテーター」にインタビュー、忖度なしで「言いたいことを言ってもらう」のが同番組の主旨だ。
2018年上半期で加藤が疑問を感じたニュースの中で選んだのは「セクハラ問題」。「セクハラは絶対にダメ」と前置きした上で、「ちょっとしたコミュニケーションまでセクハラと言われるご時世」には疑問を覚えているという。
まず加藤が声をかけたのは接客業・30代の女性グループ。「コミュニケーションの一環で触られるのはOK」「『触られない』って落ち込む先輩もいた」など、セクハラが日常的に潜んでいることが明らかに。
20代の女性は「自己紹介で目線が胸元にくる」としながらも、「別に引きずらない。それぐらいは許さないと女は社会の上に立てない。男性に認められるには必要以上に女性を出すべきではない」と働く女性らしい持論を展開し、加藤を唸らせた。
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■セクハラ世代は50代以上
さらに取材を続けていくうちに、「50代以上の男性」がセクハラをする中心世代と判明。加藤は男性側の意見を聞きに行く。
「セクハラという言葉がない、大らかな時代」を過ごした50代以上の男性たち。現在の状況を「コミュニケーションがギクシャクする」「セクハラとも思わなかった。なんでもセクハラと言われるのは辛い」と本音を吐露する。
しかし、「相手の嫌がっている気持ちを敏感に感じなければいけない(時代)」「女性と話すときはすごく気をつかう」など、セクハラと思われないよう努力している点も判明した。