9歳女児をSM器具で陵辱殺害 死刑求刑された被告の「トンデモ発言」に絶句
千葉県松戸女児殺害事件で、検察側が被告に「死刑」を求刑
昨年、ベトナム国籍の当時9歳だった女児をわいせつ目的で誘拐し殺害した罪に問われている、元保護者会会長の男の裁判で、検察側が被告に「死刑」を求刑したことが報じられた。
犯行に使われた被告の車の中からおぞましい証拠品の数々が見つかるも、被告は法廷で「トンデモ発言」を繰り返しているという…。
■松戸女児殺害事件
事件が起こったのは、2016年の3月。被害者女児が通う小学校の保護者会の会長を務めていた、渋谷恭正被告(47)は、わいせつ目的で通学途中だった女児を連れ去った。
その後、車内でわいせつな行為をしたうえ、ネクタイで首を圧迫して殺害。その後女児の全裸遺体を千葉県我孫子市の用水路脇に遺棄した疑いが持たれている。
また、今月4日に行われた初公判では、犯行現場となった被告所有の軽乗用車の車内から、金属製の足手錠やバイブレーダーが4本と、いわゆるSM器具が発見されたことが明らかに。
さらに司法解剖の結果、被害者女児の膣や肛門には、棒のようなものを挿入した時にできる出血があったことも報告され、おぞましい犯行の実態が浮かび上がっている。
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■「死刑求刑」も、被告は「無罪主張」
報道によると、18日の裁判において、検察側は遺体から渋谷被告のDNA型が検出されていることなど、「客観的証拠をどこからどう見ても渋谷被告が犯人であることは間違いない」と指摘。
そのうえで、「陵辱の限りを尽くした常軌を逸した犯行」として、渋谷被告に死刑を求刑した。
しかし、渋谷被告は裁判長から「最後に言いたいことはあるか」と問われると、法廷でこのような発言を述べたという…
「最初から申し上げている通り、私は無実・無罪。警察などが架空の事実を述べていて、非常に腹立たしい」
と、この期に及んで「警察などのでっち上げだ、私は無実だ」として、無罪を主張しているというのだ。