サッカー日本代表、コロンビア代表に奇跡の勝利 渋谷ハチ公前にはDJポリスも出動
W杯ロシア大会で、日本代表は初戦のコロンビア戦を奇跡的な勝利で飾った。
サッカー日本代表は、ロシア・サランスクのモルドビア・アリーナで行われたコロンビアとのグループリーグ初戦に、歴史的な勝利をもぎ取った。
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■「ジャイアントキリング」を達成
日本が入るグループリーグHは、FIFAランキング8位のポーランドを筆頭に16位のコロンビア、27位のセネガルと、61位の日本にとっては格上の相手ばかり。
中でもコロンビアには前回2014年のブラジルW杯で4-1の大差で敗れるという屈辱を味わっている。
しかし試合開始4分、香川が放ったシュートをコロンビアのセンターバック、カルロス・サンチェスが手で防いだことで一発退場に。香川がペナルティキックを決めて先制した。
前半39分には、長谷部のファルカオへのファウルから、キンテーロにフリーキックを決められ、同点。それでも、後半73分、本田のコーナーキックに大迫が頭で合わせて勝ち越し。
日本代表は、レッドカードによって1人少ないコロンビア代表に対して終始優勢にゲームを進め、勝ち点3を確保した。
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■渋谷ハチ公前は「いつも」の状態に
サッカー日本代表の試合があると、いつもお祭り騒ぎとなる渋谷・ハチ公前のスクランブル交差点では、試合終了直後から、横断歩道を渡ってハイタッチを繰り返すファンでごった返しに。
肩を組み、歌を歌い、ジャンプしながら、日本の勝利を喜んだ。
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■DJポリスも出動
混乱防止のために斜め横断が禁止されたスクランブル交差点には、機動隊車両と多数の警察官が出動。歩行者と車両の安全確保のため、車両の上から呼びかける、いわゆる「DJポリス」の姿も見られた。
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■ハチ公も代表ユニ姿に
なお、渋谷のシンボルである忠犬ハチ公像も、代表ユニフォーム姿に。4番を背負う本田圭佑選手のレプリカを着て、「聖地」を見守っていた。
日本のグループリーグ第2戦は、セネガルを相手に25日0時より行われる。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)