初ドラマの小林勇貴監督 吉沢亮主演『GIVER』は「当たりしかないガチャポン」
吉沢亮が演じる義波(ギバ)が毎話、全然違う表情を見せる!
13日深夜12時17分にスタートする『GIVER 復讐の贈与者』(テレビ東京系)。
吉沢亮が初のダークヒーロー――復讐代行業者・義波を演じることで話題を集めているが、映画好きの間では同作をドラマ作品初挑戦の小林勇貴監督が担当すると聞いて、ざわめきと期待が膨らんでいる。
テレビドラマという枠組みに初挑戦する小林監督と、起用を決めたテレビ東京・濱谷晃一プロデューサー(以下、濱谷P)に話を聞いた。
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■収まりきってない感
小林勇貴監督といえば、2015年に公開された『孤高の遠吠』に本物の不良少年達を出演させたことでも話題となり、昨年公開した間宮祥太朗の主演作『全員死刑』で商業映画デビューした、期待の若手監督のひとり。
濱谷P:今回は原作ものということで、新しい才能に、自由に撮っていただきたいと。その中で、大注目の小林監督にお願いしたい! 収まりきってない感が、半端ない小林監督に、撮ってもらいたい! ということで、オファーしました。
ぶっちゃけると、小林監督のテレビドラマ一作目――ほかの民放さんでは、そうそうできないんじゃないかと…そこはテレビ東京、そこは「ドラマ24」だからこそ! です。(笑)
「収まりきってない感」「ほかの民放で一作目はなかなか…」と、濱谷Pが口にする背景をちょっとだけ説明すると、小林監督は少しばかり(?)破天荒キャラな人で、その見た目や言動が個性的なことでも知られているのだ。
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■初めましての24時間後には
しかし、収まりきってない感は、どうやらテレ東も負けてないようで…。
小林監督:濱谷さんから連絡をいただいた時は夕方6時まで打合せが入っている最中で、ご紹介経由だったこともあり「今月中のどこかで」くらいの話かと思ったら、「今日会えませんか?」って言われて、“マジ? 今日!? すげぇな”って(笑)クレイジーでいいなぁと。
それで、6時に約束していたけど、早く終わって4時に会ったんですよね? 企画書を見せてもらって、もうその場で「おもしろい! やりたいです!」って言って。調整しないといけないこともあったけど、会ってちょうど24時間後くらいには、やるって決まってました。(笑)
と、嬉しそうに話す小林監督。今回が初仕事という2人だが本当に楽しそうで、互いの信頼が感じられた。