猛暑で学生ボランティアから死者が? 東京オリンピックに不安相次ぐ
学生ボランティアから何人死者が出る? リアルに起こりそうな話で怖い…。
連日、うだるような暑さが続く日本。16日は岐阜県で39.3度を記録するなど、人間の平熱を軽く超えた気温になり、熱中症で搬送される人も各地で相次いだ。
本日17日も、多くの地点で猛暑日が続くと予想される中、ネット上では2年後に迫った東京五輪への不安の声が日に日に高まっているようだ。
■2年後には東京五輪だが…
オリンピック開催というのは、その国にとって特別な意味を持つ。我が国で夏季オリンピックが開催されるのは、1964年以来半世紀以上ぶりであり、開催が決まったときは喜んだ人も多いだろう。
だが、ここ数日のあまりの暑さにネット上では「アスリートだけでなく観客も我慢大会」「死者が出るレベル」など不安の声が続出。
https://twitter.com/Beriozka1917/status/1018469042603024384
昔、「炎天下に燃え盛る焚き火の近くで毛布に包まれ、ひたすら暑さに耐えて最後まで残った人が優勝」のように人体の限界に挑戦する「ザ・ガマン」という番組があったんだけど、この分だと2020年のアレは「オリンピック」ではなく「ザ・ガマン国際大会」と呼んだ方が適切。
— 深爪 (@fukazume_taro) July 16, 2018
東京オリンピックって2年後のこの時期だよね?アスリート並びに観戦客暑さ対策大丈夫かな?
— 宍戸 開 (@quai44) July 15, 2018
今日も被災地暑いです。居合わせた女性外国人観光客に話しかけたら、「毎年こんなに暑いの?これでオリンピックやるわけ?」と。災害での不便さよりも暑さが辛かったとおっしゃいました。#復旧作業 #暑い中お疲れ様です #身体に気をつけて #被災地支援
— Veronique (@X2nkzLeITuaFpE4) July 13, 2018
凄まじい暑さ。もう数百人もの熱中症患者が救急搬送されている。で…、こんな時期に(いや、もっと暑くなりそうな時期に)ほんとうに「東京オリンピック」なるものをやる気なのだろうか? 最悪の場合、死人が出るぞ! もしそうなったら、責任の所在は?
— 鈴木 耕 (@kou_1970) July 16, 2018
たしかに、この暑さの中、スポーツをするのはかなり大変。良い記録を出すどころか、熱中症にならないための工夫がアスリートたちには求められているだろう。
また、一方では多くの参加が予想される「学生ボランティア」の健康を危惧する声もあり、「リアルに死者が出そう」「何人死ぬのやら」など、若い世代が搾取されることを恐れる人も多く見られる。
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■今さらだけど時期をズラすべき?
ネット民のなかには具体的な対策に言及する人もおり、例えば「時期をズラすべき」と考える人は少なくない。
皆さんが既に何度もツイートしていることだけど、こんな暑い中でオリンピックは無理じゃないの? 私はもともとオリンピックいらない派だけど、オリンピック賛成派でも「時期をずらせ」くらいは言ってもいい暑さだと思う。
— けいここ (@asaodoala) July 14, 2018
この暑さの中でオリンピックやるの無理でしょ???時期ずらせないの??
— るーしー (@Rucyalpaca) July 17, 2018
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■8月は日本人が「一番嫌いな月」
しらべぇ編集部では以前、全国の20代〜60代の男女1,357名を対象に「嫌いな月」について調査を実施。
結果、もっとも「嫌い」と答えた人が多かったのは、厳しい暑さが続く「8月」で23.6%。
7月24日に始まり、8月9日に終わる予定の東京オリンピック。もし今年レベルの暑さになれば、死者が出てしまう可能性はかなり高そうだが…。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1.357名(有効回答数)