年上女性の金目的で「ママ活」の男子高校生が補導 粗末な実態に「需要なさそう」との声も
SNSで「ママ活」の募集をした福岡県内の男子高校生が補導された。
10月上旬、女性と食事などをする見返りに金銭的支援を受ける「援助交際」をインターネットで募集したとして、福岡県内の男子高校生(17)が補導された。
■カフェでお茶して7,000円
女子中高生などの間で、中高年の男性に金銭的支援を求める「パパ活」が横行していると言われるが、男子の場合は年上の女性を狙った「ママ活」と呼ばれているようだ。
この男子高校生は9月下旬、ツイッターに「福岡 17さい ままかつしたい#ママ活募集」と投稿。書き込みを見つけた警察署員が、身分を隠してメッセージを送ると、「2時間カフェでまったり会うので7,000円」と条件を示してきたという。
10月上旬、待ち合わせ場所のJR博多駅前の路上に現れた男子高校生を、同署員が補導。男子高校生は「ツイッターで『ママ活』を知った。バイトをやめてお金がなかった。お金がほしかった」と話しているとのことだ。
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■支援する側の書き込みも
ツイッターで「#ママ活」というハッシュタグを付けて検索をかけると、男性と見られるアカウントで、「顔にはそこそこ自信があります」「音楽やってる18歳です!」などと多くの投稿がされているのが分かる。
一方で、支援する側の投稿も時折みられる。女性の顔のアイコンで、「元気づけてくれる男の子募集!」「顔の綺麗な男の子を希望」と書かれているものも散見された。
それらの投稿が本気なのか、イタズラ目的なのかは分からないが、「ママ活」も「パパ活」と同様に、かなりの頻度で投稿されていることが分かる。