6人死亡の老人ホーム「介護スタッフ全員退職」に騒然 「闇深すぎ」「考えられない」
介護施設の異様な実態に戦慄を覚える人も
21日、鹿児島県鹿屋市の有料老人ホーム(定員55名)にて、10月中旬からの約1か月間で入居者の少なくとも6名が相次いで亡くなっていたことが明らかになった。施設側の異様な経営実態が話題になっている。
■入居者35人を施設長1人で対応
問題が明るみになったのは11月上旬。県が施設に関する匿名の情報提供を複数回に受けたことから、9日に施設への聞き取り調査を実施。続いて、16日に行われた老人福祉法に基づく立ち入り検査によって、施設の実態が明らかになった。
同施設では8月から9月にかけて、8人いた介護職員が賃金面などの不満や内部的なトラブルによって全員退職していた。そのため、当時の入居者35名を夜間時には施設長1人で対応することも少なくなかったという。
施設側は問題が報じられた21日午後、記者会見を開き、経緯について語った。会見によると、亡くなったのは全員女性で85~97歳。死因はいずれも老衰や消化器系の病気によるものだったとのこと。
記者会見内で施設側は、職員が全員退職した事実と、6名の死亡者が出たことには因果関係はない、との認識を示している。
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■異様な経営実態に戦慄
異様ともいえる経営実態に対して、ネット上では怒りを通り越して戦慄をおぼえたとの声が相次いだ。
・1ヶ月で6人逝去されたことよりも「職員全員辞めて夜間は施設長ひとりで対応」のくだりのほうがはるかに怖い
・闇深すぎ。一気に職員全員辞めるとか…
・考えられない…こわ
・夜間はほぼ施設長が1人で…って