「面食い」を自覚している人の割合は… 意外な世代が異性の容姿にこだわることが判明
「人は見かけによらぬもの」とも言われる一方で「見た目が9割」との説も。異性の容姿が気になる面食い派はどれくらいいる?
女性なら美人、男性ならイケメンと言われる人たちは、人生においてトクをする場面も少なくないだろう。恋人や結婚相手を選ぶときだけでなく、面接や接客などさまざまな場面で「人(とくに異性)を見た目で判断する人」が存在するからだ。
そうした判断の是非はさておき、他人を顔で評価する、いわゆる面食いな人はどれくらい存在するのだろうか。
■4割が面食いを自認
しらべぇ編集部が、全国20〜60代の男女1,357名を対象に調査したところ、「自分は面食いだと思う」と答えた人は全体の37.4%。
男性の40.1%なのに対して女性は34.6%と、男性のほうが異性を容姿で傾向が強いようだ。ミスターコンテストは、大学の学園祭など一部に限られるが、ミスコンテストは全世界的に実施されていることも、ひとつの証左と言える。
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■面食いなのはどんな人たち?
では、こうした面食い派はどのような人たちなのだろうか。今回の調査結果を男女・年代別で見てみると…
もっとも面食い率が高いのは60代男性で54.5%。50代男性が51.5%で続く。この層が、男性の平均値を引き上げているのだ。一方、20代男性の面食い率は25.4%と全世代でもっとも低い。「男性だから面食い」とは、必ずしも言い切れないことがわかる。
一方、女性でもっとも割合が高かったのは20代で40.4%。自らの若さとフレッシュな美しさが武器になる世代でもあり、相手にも整った容姿を求める志向が強いのかもしれない。
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■男性は既婚者、女性は未婚者が面食い
また、未既婚別では、男女で異なる傾向が見られた。
未婚の男性における面食い率は36.4%なのに対して、既婚者では44.7%。一方、女性の場合は未婚の人で35.7%だった割合が、既婚者では33.6%とやや低下している。
男性は結婚後にむしろ夢を見続け、女性は現実と中身を見るようになる…とも考えられそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国の20〜60代の男女計1,357名(有効回答数)