頼りない夫に嫌気がさした妻の割合は… 鬼門は「子育て」と「年収」か
夫婦の間には悩みやトラブルもつきもの。夫のことを「頼りない」と感じて幻滅してしまった妻はどれくらい存在するのだろうか。
昭和の頃には、「一家の大黒柱」などという言葉もあったが、共働き世帯が多数派になった今では、なかなか耳にする機会がない。むしろ、給与は上がらず、家事能力は低く、育児の責任も果たさない夫は、家庭の中でかなり存在感が薄まっていることだろう。
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■5割弱の妻「頼りない夫に嫌気」
実際、しらべぇ編集部が全国20〜60代の既婚女性452名を対象に調査したところ、「頼りない夫に嫌気がさしたことがある」と回答した割合は、45.2%に及んだ。
今もそう思っているのか、夫婦喧嘩などの際の衝動的な気持ちかは定かでないが、日本の夫たちはほぼ2人に1人の確率で妻に失望されていることになる。
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■年齢と相関しない失望率
今回の調査結果を年代別で見てみよう。一般的に経験率は年代が上がるごとに高くなる傾向があるはずだが…
もっとも割合が高かったのは、30代女性で54.1%。結婚してそれほど経っていない夫婦、しかも子供が比較的小さいであろう年代で、夫への失望率が突出している。
夫が定年前の働き盛りと推測される50代ではもっとも低いが、リタイアが始まる60代ではまた高くなるのも特徴的だ。