芸能人SNSを「痛々しい」と感じる割合は… 北海道と中国・四国では落差も
「すっぴん投稿」や「お風呂自撮り」、意外な組み合わせなど毎日のようにネタに事欠かない芸能人のSNSだが…
ソーシャルメディアがここまで普及する以前、芸能人の姿は基本的にテレビや雑誌などマスメディアだけで目にするものだった。しかし今や、数多くの女優や俳優、タレントが、ツイッターやインスタグラムを駆使して、ファンとのコミュニケーションを図っている。
SNSのフォロワー上位には、著名な芸能人がズラリと並ぶ状況だ。テレビでは見られない素顔を知ることができる一方で、ネタ不足なのか話題稼ぎなのか、中には「すっぴん投稿」や「過度な画像加工」などで失笑を買ってしまうケースも。
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■4割が痛々しさ感じる
しらべぇ編集部が、全国20〜60代のSNS利用経験がある男女872名を対象に調査したところ、全体の40.6%が「芸能人のSNS投稿に痛々しいと感じたことがある」と回答した。
男性では39.5%、女性は41.6%と、微差ながらもやや女性のほうが厳しい目で見ているようだ。
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■とくに厳しい世代は…
SNSについては、世代による利用度や使い方の差も大きい。そこで、今回の調査結果を男女年代別で見てみると…
もっとも厳しいのは30代男性で48.0%。40代女性が47.4%で続く。女性は20〜50代ですべて4割超えと、幅広い年代で芸能人SNSを厳しく見ていることがわかる。
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■北海道と中国・四国では大差
なお、それぞれのエリアの気質なのか、この調査では地域によって大きなバラつきが見られた。
もっとも、芸能人のSNSを痛々しく感じる人の割合が高かったのは、北海道で50.0%。首都圏や近畿も全国平均をわずかに上回っている。一方。中国・四国や北陸・甲信越では3割を下回り、中でも中国・四国では22.4%。
これらの地域では、注目を集めるために頑張っている芸能人の投稿を温かい目で見ている人が多いようだ。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国20代~60代のSNS利用経験がある男女872名 (有効回答数)