子宮頸がんなど難病と闘ってきた現役アイドル・夏目亜季氏が荒川区議選に挑戦
CDデビューも果たし、テレビ番組にも出演していた現役アイドルが、NHKから国民を守る党から荒川区議選に立候補へ。
次から次へと難病に苦しみ、それらに打ち勝って芸能活動を続けてきたアイドルが、統一地方選の後半戦に挑むことになった。
■芸能活動も順調な最中に病が襲う
『NHKから国民を守る党』(以下、N国党)公認で荒川区議選に挑戦する夏目亜季氏は、2011年に京都府舞鶴市から上京し、芸能活動を開始した28歳。
TOKYO MXで放送されていた番組『みんなのバラエティ みんバラ』に出演。少女☆タコサムと「たこあき」を結成し、2013年にテレビドラマ『 GTO さらば鬼塚卒業SP』に出演するなど順風満帆だったが、この年、難病の自己免疫性溶血性貧血が発症。
病状の悪化に伴い入院したが、アニメ『サクラカプセル』看板娘に就任し、闘病しながら芸能活動を続けた。2014年には、同アニメのテーマソング『また会おう』にて全国CD/DVDデビューし、アニメ『まいっちんぐマチコ先生』イメージガールにも就任。
しかし、今度は子宮頸がんが発覚。2015年に櫻井ななこと『おちゃめモンスター』結成。がんが寛解し、闘病時の思いを綴った初のソロシングル「負けない」を生誕祭にて発表。
その様子がTBS『はやどき!』、読売TV『あさパラ』、テレビ東京『生きるを伝える』など数々のメディアに取り上げられている。今回、夏目氏に、アイドルがなぜ政治の道に進むのかを直撃した。
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■弱い人の立場で問題解決を
———まず、N国党を選んだ理由は何ですか。
夏目:2018年頃から政治に興味を持ち出し、8月末に行われた子宮頸がんの堀江貴文さんとと婦人科ドクターとの対談イベントでさらに政治を考えるきっかけとなりました。
また2018年衆議院議員会館で行われた子宮頸がんサミットに出演した際には野田聖子さんや三原じゅん子さんなどもおられ、スピーチを聞きとても感動しました。
そんな時、立花代表と出会って公認のお話をいただき、結党理由でもある「政治家を志す者に対し、その志を実現するための機会を提供すること」として本来自分のやりたいこと、自分がやってきたことなど立花さんとご相談させていただきました。
「夏目さんはNHK問題が主ではなく、弱い人の味方に立っていろんな問題を解決してほしい。夏目さんはそれができる人だから」と言っていただき決意しました。